群馬県で精神科医のお父様が中学3年生の息子さんに刺殺されるという悲しい事件が起こりました。
北海道でも父親が精神科医の犯人が男性を殺害し更に遺体を損壊までするという事件がありましたね。
精神科医だからどうこう言う話ではないのですが、
精神科医というメンタル医療のプロとして免許持って仕事しているんだから、
こういう事件がでると、被害者であり親が精神科医というところが注目されてしまうのは致し方ないと思います。
ご家庭の事情はそれぞれだと思いますが、
父親から必要以上にうるさく言われてたのかな、と想像します。本人も「お父さんが嫌い」「帰りたくない」と友人に話していたようですし。
家で会話がなくとも、雰囲気は伝わるでしょう。
自分の経験からしても、本当に精神科ってなんなんだろうなと感じます。
娘は拒食症の前にチック持ちでした。
乳児期から幼稚園は静岡で過ごし、小学校入学から夫の仕事と義両親の病気などの関係から、夫の実家の東京に戻り3世代同居が始まりました。
娘にとっては慣れない環境と、私も我が強い義父との関係でストレスがたまり、家が落ち着ける場所ではなくなってしまいました。
娘にもキツくあたってました。
チックはそれが原因でなったと思っています。
チックは大学病院の精神科も通いました。
先生はとても優しい雰囲気の方でした。話しやすかったですが、どうすればいいのかは教えてくれませんでした。
お薬も処方されましたが精神科の薬が信用できなかったので、一度も飲ませずに捨てました。
チック自体は高学年になってから良くなりました。精神科は途中で行かなくなったので、医療のおかげとは思っていません。
拒食症のときも精神科にかかりましたが、
診察→カウンセリングと回され、お金がかかるだけで解決策などのアドバイスに乏しく、よくなる方向性が見えませんでした。
困ったときの最初の相談者としては精神科を利用しましたが、依存はしませんでした。
メンタルヘルスは器質的な障害が原因もあるかもしれませんが、周囲の環境や精神の成長具合(本人も周りも)によるところが多いと思っています。
自分も娘にキツくあたっていた時期があった、自分のせいで娘が拒食症になったと自覚していましたので、このままじゃいけない!と思い直し、接し方を変えました。
娘は今では生き生きと人生を謳歌しているので、
自分の行動は間違ってなかったと自信をもっていえます。
我が家の近所に開業医がいて一人息子さんがいます。
うちの息子の2つ年下ということもあり、赤ちゃんの頃から知っています。今は大学生で別の地域で下宿しているそうです。ご挨拶もしっかりできる好青年になりました。
そんな彼と先日たまたま家の近くで会い、立ち話をしました。
お父様の跡を継ぐのかなと聞いてみましたが、継がないそうです。
きちんと自分の人生を考えているのでしょう。
またそれを応援しているご両親も素敵だなと思いました。