最新作のコナン映画が始まりましたね。


うちは私も子どももコナン好きで、

私が家事しながら前のコナン映画を見ていたら、娘がこんなこと言いました。


「毛利小五郎っていいお父さんだよね」


普段はだらしがないけれど、蘭や英理がピンチのときには身体を張って守ろうとする。

居候のコナンの面倒もちゃんと見て、危ない真似をしたらきちんと叱ってくれる。


漫画アニメの話といってしまえばそうだけれど、

小五郎って子供への向き合い方が真剣なんですよね。


自分の場合は…

娘が拒食症になったとき、

逃げたくなるときがたくさんありました。


やせ細った姿を直視したくなくて、

理想通りにならない子育てに限界を感じて、

先の見えない不安と恐怖で、


逃げたかったです。


でも逃げることはできない。

医療機関に相談してもどうにもならない。


やっぱり

自分の今までの娘への接し方のいたらなさを猛省して、

徹底的に自分がとことん向き合うしかない。


当時主人は全く子どものことについてはノータッチ。

仕事の多忙さとストレスで子どものことを相談してもに相手にされず。


性格的に人に頼らず自分で何でもやりたいのもありますが、

主人のこの姿勢で完全に肝が据わったと思います。


子どもは絶対に守る。自分が治す。


でも自分が仕事で忙殺されていたり心の余裕がなかったら、お金がかかっても医療機関に任せていたかもしれない。

ひどい拒食の場合、入院の可能性も出ますしね。

また、効果があるかどうかわからないカウンセリングに長期で通わせたかもしれない。


パートで収入は少ないけれど時間はあったから、

徹底的に向き合う心のゆとりが作れたと思います。


接し方を変えたときは、娘もあれ?と思ったかもしれませんが、ママだけは自分の味方と思ってもらえたのかもしれません。