3月になり卒業シーズンですね。

娘の大学受験のとき、正規合格がもらえずいくつかの大学で補欠合格になり、繰り上げになるかならないかで胃がキリキリした思い出があります。結局繰り上げの報が来たのはまさに今頃、3月半ばでした。


不登校になると進学面が気がかりになります。


娘が不登校だったのは中学生だったので、

不登校が長引いたら高校はどうしようと真剣に悩んでいました。

勉強が遅れることや、公立だったので内申点に響くかもという心配もありました。

そうはいっても拒食症も患っていたので、まずは心身の回復を優先に考えました。

勉強はなんとでもなるだろうと。

娘自身、勉強自体苦ではなく、学習が遅れることは自覚していたようなので、

学校の代わりに通っていたフリースクールで自習していました。

通っていたところは学習教材も揃えられており、

先生だけでなくボランティアの大学生がいたので、ちょっとしたことなら質問もできたようです。


そうはいっても進学となると話はまた別です。


全日制だけでなく通信制や単位制の高校も広く調べるようにしました。

通っていたフリースクールでも系属の通信制の高校があり、希望すれば行くこともできました。

また公立でも通信制のところがあったり。

高校は義務教育ではないのだから、様々な形態で学習の機会を与えてくれていることを改めて知れました。

今までの自分の価値観だと「全日制でなくては」と思っていましたが、

大学受験したくなったら大検を受ければいいんだし、

通信制や単位制のところはむしろ私の凝り固まった価値観を崩してくれて視野が広がりそうと思いました。


今はオンラインの高校もあるし、選択肢が広がったなと感じます。社会とのつながりは学校以外で探せばよいですからね。


不登校だと将来について不安に思うことも多いですが、寄り添って一緒に考えることで道はいくらでもあると思います。