私が一番危惧していることは、大人子ども関係なく五感や直感といった感覚が鈍ってきているのでは?ということです。

それは都会とか地方とか関係ないです。まだ地方のほうが目に自然に入ってくる風景や、季節感を身近に感じられるだけマシだとは思いますが。


文明の進化は私たちの生活を豊かに便利にしました。それはそれでありがたく先人の皆様に感謝です。

ただ文明と自然とのバランスが崩れて、古来日本人が大切にしてきた自然との調和がないがしろにされている気がしてならないのです。

メガソーラーなんてまさにそうでしょう。自然破壊してまで(国立公園内までも)ソーラーパネルを設置するなんて意味わかりません。


普段の生活でも化学物質や食品添加物に囲まれていますね。スーパー・コンビニで目に着くところに並ぶ商品ははほとんどそうでしょう。


長く売られている食品でもいつの間にか原材料に昔使われていなかった添加物が入れられていたりします。

量が減ったことは話題になりますけれどね。中身は二の次のようです。味覚が鋭い人は味が変わったと気づく人もいます。私はとにかくラベルを見ます。

食に関しては取り上げれば肉魚野菜にも懸念があってキリがないので、ここでは省略します。


衣服にしても化学繊維が多いですね。直接肌に触れるものです。

洗剤や化粧品も香りがキツイものがあります。香害という言葉もあります。


毎日使用したり食したりするうちに、知らず知らずのうちに身体や精神のバランスが崩れていくと思います。アレルギーや精神疾患の患者が増えているらしいですが無関係でしょうか?


とはいえ完全に切り離すことは難しいので、私は商品を選ぶ際に気をつけたり手作りする範囲を広げたり、できる範囲でやっています。


今や工業製品に取り囲まれ自然と切り離された生活が無意識になされ、そのような環境で子ども達が育ち親になっていく。そしてそれが当たり前になって、五感や直感が鈍り、かつ鈍っていることに気づかない。


私たちが元々持っていた感覚、感性が生活の中で失われつつある。それが一番懸念するところです。