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小中学校の不登校が3年連続増加したことが
文部科学省より公表されました。
特に小学生は過去最多になったとか。
少子化で児童・生徒の人数は減っているはずなのに、
不登校が増えているという事実。
学校の存在意義ってなんだろう?
とつい思ってしまいます。
読売新聞では不登校の背景として
家庭環境や対人関係があげています。
そして、とある公立小学校の校長は
「母親の『嫌なら学校に行かせなくてもいい』という姿勢も影響している」
「家庭環境などが背景にあり、学校だけでは対応が難しい」
と読売新聞の取材に対して答えています。
最初の指摘については、これ自分のことか!と思ってしまいました。
「学校行きたくないなら行かなくていい、むしろ行かないでくれ!」
と思っていましたからね。
拒食症だったため、
35キロの体重で10キロ近いリュック背負って、
片道30分近くかかる道のりを登校していたので、
途中で倒れやしないかと心配だったんですね。
不登校って結局、
学校に自分の居場所がないと思うことから起こることじゃないかな。
クラスに入っても居心地が悪い、
自分はここにいていいのかな?
そういう思いじゃないかな。
対人関係もよく言われるところですが、
案外大人とはうまく話せたりするんですよね。
同学年の子が苦手なだけで。
だから、単純に対人関係を背景にあげるのはどうなのかな
と思ったりします。
娘はフリースクールへ行ってましたが、
小学生・中学生含めた異年齢集団の中に、
大学生のボラさんもいて、教職員の大人がいて、
社会の縮図のような感じで、それはそれでよかったです。
娘が高校受験の時、家庭教師に来てもらいましたが、
それは勉強を教えてもらうというより、
大人の人に話相手になってもらうため。
どっちみち社会人になったら、異年齢集団に入るわけですからね。
私が尊敬している参議院議員の青山繁晴さんがおっしゃっていたこと。
ヨコではなく、タテに収容する教育を復活させるべき。
フリースクールを通じてタテのホームルームを近くで見てきた親として、
その主張はとてもよく理解できるものです。
家庭が悪い、環境が悪い、だの言う前に、
学校のあり方、大きな意味での教育を再考する時期に
あるんじゃないかな、と思う次第です。