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自殺予防週間(9月10~16日)を前に、

日本財団が自殺意識調査を行ったことがニュースになってました。

 

4人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」との結果でしたが、

年代別で言うと、20代・30代が男女とも30%を超えていたそうです。

(どの年代も男性より女性の方が意識が高いことが特長的です)

 

あくまでも「考えたことがある」ということなので、

実際に行動に移すとなると、40代~60代が多いそうです。

 

そして自殺未遂を起こしたことのある人の半数は、

「誰にも相談しなかった」と…。

 

 

私は自殺したいとは思わなかったけれど、

「この現状から逃げたい!」と思ったことはたくさんあります。

 

高校生の頃は母が精神的に不安定になり、

他人に話すには重いような家族問題を抱えていたり。

 

結婚してからは義両親との関係(特に義両親の看護・介護)、

娘の心身症(チック症、拒食症)にいじめに不登校。

 

う~ん、重い(^▽^;)。

 

 

高校生の頃は何でも話せる友達がおらず、

それこそ誰にも相談できず、また内向的だったため、

家に寄り付かないということで自分を守っていました。

 

ところが結婚してからは、

義両親との関係は当時仲良くしていたママ友に、

娘の拒食症関連は会社の同僚に、

隠さず話すようにしていました。

 

相談する、というよりは聞いてもらう、という感じですね。

 

 

あれ、なんで高校生のときは言えなかったのに、

大人になってから言えるようになったんだろ?

 

子どもを産んで、あまり細かいことを気にしなくなったから?

他人がどう思おうと構わない、と面の皮が厚くなったから?

 

確かに子どもを産んで育てていく過程で、

周りの人に対してモノが言えるようになったこともありますが

それより人生の先輩として意見を聞きたかったからです。

 

私が話した相手は、自分より6歳から10歳以上年上の方たち。

子どもも既に成人しているような方たち。

 

人生経験を多く積んでいる方たちは、

高校生では受け止めるのが重たい内容の話も、

「うんうん」と聞いてくれました。

 

直接私の家族のことを知っているわけではないですが、

だからこそ、聞いてくれたのでしょう。

 

ホントにこればかりは周囲の人に恵まれていたと思います。

 

拒食に関してはカウンセリングも受けていましたが、とはいっても月イチ。

 

毎日起こる家族との葛藤は、周囲の人に話すことで、

自分の中の精神バランスをとっていました。

 

ひとりで悶々と悩んでいたら、

マイナスな言葉ばかり投げかけてきた娘と

とても対峙できなかったと思います。

 

 

話すことは「離す」に通じます。

 

内に溜め込んでいるモヤモヤは、

話すことで離していきましょう。