こんにちは☆いつもお越しくださりありがとうございます。
拒食症になるときって、あっという間。
娘が発症したときも、
あれ様子がおかしいな?って気づきつつも、
もう少し様子を見てみよう・・・と思っている合間に
どんどん身体が痩せていき、
ココロもどんどん壊れていき、
やっぱりおかしい!と確信した時には、
別人のようになってしまった娘がそこにいたのでした。
そう、まさに別人と言ってもいいくらい。
あまりに短期間で見た目が変わってしまったので、
親としてはものすごくショックを受けました。
あの元気だった娘はどこへ行ってしまったの?
ついつい元気だった頃の娘と比較して、ひとり落ち込んだり。
でも、目の前にいるのは、
ココロに病気を抱え、やせ細ったわが娘。
私はその娘をしばらく受け入れられませんでした。
いや、怖かったのかも。
食に対しては
時間や食べる量、食べられるものなど、細かな決まりごとを決め、、
暇さえあれば、ひたすら腹筋。
無表情で、痩せに対して一心不乱に執着しているその様子が、
怖くてたまらなかった。
きちんと向き合えなくて、逃げたいと思ったことも数知れず。
それでも・・・
娘は娘なんですよね。
元気だった頃だって、
拒食症になって目を背けたくなるくらいガリガリになったって、
見た目がどんなに変わったって
娘は娘。
それは動かしようのない事実。
なのに、病気になってしまったら娘を受け入れられないのか?
元気な、健康的な娘でなければ受け入れられないのか?
悩みました。
でも、それじゃおかしい。
「元気で、健康的な(ついでに成績優秀な)娘」
でなければ受け入れられないとしたら、
それは条件付きの愛情でしかない。
条件付きでなければ、
自分を受けれいれてもらえないとしたら・・・、
そしてその条件がその子にとってハードルが高く、
乗り越えられないとなってしまったら・・・、
どんなに辛いことでしょう。
条件をつけず、ありのまま、子どもに対する思い込みをやめれば
また違う面が見えてくるはず。
全てを受け入れると決めた時、
その時から克服への一歩が踏み出せるのです。