こんにちは☆いつもお越しくださりありがとうございます。
拒食症になってしまう方って、
真面目に生きてきた方が多いように思います。
この「真面目」というのは、
親の期待に沿って、
親を悲しませないように、
親をガッカリさせないように、
真面目に生きてきた、という意味です。
それは自分軸ではなく、
他人軸で生きているということ。
自分のためでなく、親のため。
あるいは先生のためかもしれませんが。
自分がその期待に応えられないとなったときに
自分の存在価値を見失ってしまって
痩せることで自分の価値を見出すために、
拒食行動をとってしまう。
娘が拒食症のとき、娘は常に私に
「ママ~、これ◯◯していい?」
(不安そうに)
と確認を求めてきました。
たとえどんなに些細なことだって。
自分の意見に自信がないのですね。
他人軸で生きてきたから。
それと同時にいちいち私に話しかけることで
「ママにとって自分がどこに位置にいるのか」を
確認しているのですね。
正直どんなことでもいちいち確認してくるので、
鬱陶しいなーと思ったことも多々ありましたが、
ここで
「うるさいなー」とか
「あとでね」とか言ってしまったら
それまでの努力が水の泡。
「ママから見捨てられた」
「私のことどうでもいいと思っているんだ」
「私より弟のほうが大事なんだ」
と感じてしまうのではないかと思い、
話しかけられたら、忙しくてもとにかく娘の方を向いて話しを聞いて
相手をしていました。
それによって、
「自分はここにいていいんだ」、
「ママにだけは安心して自分の気持ちを話せる」、
と感じられますから。
そして、意見を尊重する。
もしかしたら、それは自分の価値観とは異なるかもしれない。
それでも、意見を尊重する。
なぜなら、それは娘の大事な気持ち・意見だから。
親の価値観・期待に縛られていた自分から
そこから一歩、勇気を振り絞って前を進もうとしているから。
自分の思いが伝わると、
自信がつき、自己肯定感が高まります。
自己肯定感を高めていった先に、
完治の扉が見えてくるといっても過言ではありません^^
もちろん、普段の子育てでも使えますよー。