こんにちは☆いつもお越しくださりありがとうございます。
こないだ、大学時代の吹奏楽部のOB会で、
数年ぶり?いや10年以上ぶり?で、旧友に会いました。
彼女はワーキングマザーで、3歳の女の子と1歳の男の子がいます。
普段は保育園に預けて、時短勤務で働いています。
しかし、職場はあまり時短勤務に理解がある方ではないそうです。
時短とはいえ、通勤に1時間半ほどかかるらしいので、
職場近くでフルタイムで働く人とほとんど変わりません。
自分の実家の近くに住んでいるのですが、
ご両親は高齢なため頼れず、
ご主人も出張が多く育児を手伝えないようで、
表情には疲れが見えました。
3歳と1歳と言いますが、
実際は1歳半しか離れていない年子だそうです。
私の子どもたちも、1歳5カ月違いの年子です。
(たまたま娘が早生まれなので、学年は二学年離れていますが)
年子は双子より育児が大変と言われているようですが。
(双子も同じくらい大変だと思います!)
いや~、実際大変でした(^^;
娘は女の子といえども、じっとしている子ではなく、
すぐどこかへ行ってしまうので目が離せませんでした。
息子はおんぶひもで常にくくりつけている状態(笑)。
当時思っていたことといえば
「早く大きくなってほしい!!」
育児を楽しむ余裕なんてどこにもありませんでした。
自分も経験があるだけに、彼女の苦労がよく分かります。
しかも30代の年子育児と40代の年子育児では、体力も違います。
ついでにいうと、10年前とは育児環境も違います。
スマホもSNSも今ほど普及していなかったし。
彼女に聞かれました。
「今はまだ小さいから、育児の悩みといっても小さなレベルだろうけれど、大きくなったら悩みの次元が変わるんでしょう?」
・・・。
娘を拒食症・不登校に追い込んでしまった自分には
一瞬彼女の質問にどう返していいか迷ってしまいました。
今彼女は、目の前の年子育児にいっぱいいっぱいで、
十年後、上の娘さんが中学生になったときなんて想像もできないだろうから。
むしろ彼女が家事・仕事・育児とカンペキにこなそうとして、
疲れをためている方が気になってしまいました。
なので、
「お子さんと少し離れて、自分の時間を作ることも必要だよー」
「一人の時間も大事だよー」
「これからも、こういった集まりにおいでよ(*^▽^*)」
と伝えました。
明橋先生は著作で
「子どもを守るためには、まずお母さんを守らなければならない」
とおっしゃってます。
お母さんの気持ちに余裕がなくなってしまったら、
どんなにお子さんとの時間を大切にしたくても
できなくなってしまいますからね。
その積み重ねでお子さんが
お母さんに安心して言いたいことを言えなくなってしまったら、
お子さんが成長した時に心配な行動を起こしてしまうかもしれません。
とにかくお母さんのの気持ちの負担を減らすこと。
カンペキを目指さないこと。
お母さんもお子さんとは別の世界で楽しんでいいこと。
周りにもっと甘えていいこと。
そしてそれは決してダメ母ではないこと・・・。
今の時代の子育ては規制が多すぎます。
都会の公園ではボール遊び禁止がほとんどです。
集合住宅では子どもの声も騒音と言われます。
その中で奮闘しているお母さんたちは、もっと守られていいんじゃないかな。
懇親会では同期やお世話になった先輩方とお話し、
最後に皆で声高らかに校歌を歌い、
家に帰る頃になると、彼女には笑顔が溢れていました(*^▽^*)
きっと楽しかった雰囲気がお子さんたちに伝わっていたことでしょう。