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前のブログで「褒める」と「ねぎらい」について簡単に書きました。

 

もう一度おさらいしてみましょう♪

 

「褒める」とは・・・

 相手の長所や優れた行いを評価すること。条件付きです。

 

例えば・・・

・テストでいい点をとった。

・かけっこで一番になった

・絵画や書道で賞をとった

 

というのは分かりやすい例ですが、

 

・その洋服、センスいいね!

・その考え、素晴らしいね!

・○○さん、優しいね!

 

などなど、その人の結果や長所についてフォーカスされています。

 

 

一方「ねぎらい」とは・・・

 相手の苦労や骨折りに感謝し、いたわること。

 そこには条件は存在しません。

 

例えば・・・

 

・宴会の幹事をしてくれた人に対して → 「ありがとう。○○さんのおかげで楽しかった」

・遅くまで残って仕事を手伝ってくれた人に対して→「遅くまですまない。おかげで助かったよ。」

・雨のときの外出→「お足元の悪い中、お越し頂きまして・・・」

 

子育てだったら

・テストで思うような結果を残せなかった時でも → 「よく頑張ったね」

・友達とケンカしたとき → 「辛い思いをしたね」

 

ちょっと視点を変えて

・遅刻してきた人に対して → 「よくいらっしゃいました。電車、混んでいたでしょう?」

 遅刻したのにこんなこと言われたら、感動してしまうかも。

 

記憶に新しいところでは、

東日本大震災のときには天皇陛下を始め多くの国民が

あまり普段の活動が注目されにくい自衛隊の方々に対して

多くのねぎらいの言葉がかけられました。

 

このように、ねぎらいは結果や長所についてフォーカスするのではなく、

ときには結果がでない、表に出にくい行為でも、

行為そのものについて認め、感謝するもの。

 

 

「褒める」と「ねぎらい」が混同されて使われることもあるようですが、

私は「ねぎらい」をうまく使える方がコミュニケーションには効果的だと思います。

 

なぜなら、そこには条件が存在しないから。

 

もちろん頑張って結果がでたときには大いに褒めたほうがいいでしょう。

自己肯定感が高まります。

 

でもそれ以上にねぎらいの言葉をかけてあげてください。

それは、どんなあなたでも見ているよ、という愛のメッセージ。

 

 

ぜひ、使ってみてくださいね。