こんにちは☆いつもお越しくださりありがとうございます。

 

今日は息子の中学校の保護者会でした。

 

息子の中学校も統廃合のため閉校まであと2年。

 

今年の新入生は、必然的に3年次は

統合校の仮校舎が置かれる校舎へ通うことになります。

 

近隣では中学校は自由選択制を採用している自治体もありますが

私の住んでいるところは学区制です。

 

しかし統廃合がどんどん進んでいるため

特例として統廃合対象校は

学区外の中学校進学も認められています。

 

そんな中で60人弱の新入生が

他の中学校に行くことなく入学してくれた、と

校長が喜んでいました。

 

息子の中学校は今200人くらいなのですが

一時期全校生徒が100人を切ったことがありました。

10年くらい前のことです。

 

そのときの新入生は18名(!)。

 

ゆとり教育による公立離れの影響もあったかもしれません。

(土地柄教育熱心な家庭も多いです)

 

18名の新入生と同時に新たに赴任してきた当時の校長(女性)は

その現実に「左遷させられた!」と思ったそうです。

 

でもこの校長は目の前の困難に負けず

「どうして学区に子どもはいるのに地元の中学校に通わないのか」

ということを徹底的にリサーチしたそうです。

 

それを元に学校改革を断行し、

校長を筆頭に教職員・PTA・地域の人々が一致協力して

開かれた中学校を作っていったようです。

 

そして人数が少ないマイナスを

人数が少ないからこそ面倒見がいい、

先生と生徒の距離が近い、というプラスに変えていったのです。

 

その結果、学区の家庭から

「子どもを安心して通わせられる中学校」として認められ、

ゆるやかに生徒数は増えていき、今に至ります。

 

別にその10年の間に

急激にその地域だけ人口が増えたわけではありません。

学区に高層マンションができたわけでもありませんし。

 

学校改革の成果なんだろう、と思います。

 

学校は校長によって

学校の雰囲気がガラリと変わると言われますが

まさにその通りですね。

 

もう学校改革を断行した校長は定年退職されているのですが

アットホームな雰囲気、地域の学校であろうとする姿勢は

そのままです。

 

ちなみに息子はその元校長の創設した部活動に入っています。

元校長は今でもコーチとして生徒を指導しに来てくれるそうです。

 

60代半ば過ぎだと思われますが、とにかくパワフル!!

同じ女性として尊敬します。

 

通っている中学校がなくなってしまうのはとても悲しいことですが、

息子には最後の卒業生として誇りを持ち、

悔いなく学校生活を送ってほしいです。

 

 

 

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