こんにちは☆いつもお越しくださりありがとうございます。

今日は1月17日。
21年前に阪神・淡路大震災があった日ですね。

私は当時学生で、
埼玉の実家のテレビから地震の被害状況が流れるのを
とても信じられない思いで見ていました。

そのときはやはり遠い地で起こっていたことなので
テレビの向こうの世界に見えていました。

ただその後ひとりで神戸のあたりを訪れたとき
屋根のところにブルーシートがかかっていたことを覚えています。


4年前かな?

東日本大震災の後、娘と息子を連れて
阪神淡路大震災の様子を展示した
神戸にある「人と防災未来センター」に行ったことあります。

東京で東日本大震災を体験して
どうしても阪神淡路大震災のことについて知りたくなったのです。
東京でもいつ直下型地震が起こるかわかりませんからね。

未来センターは神戸の市街地からは外れたところにあります。
あまり観光客は行かないエリアですね。

入場すると、まず4階まで上がってシアターに入り、
地震が起こった瞬間を映像と音で追体験できます。

そしてシアターを出ると
メチャクチャになった街の様子が再現されているんですね。
(実物大なのでかなりリアルです)

その迫力に娘と息子はビビリ気味だったことを覚えています。

3階には震災関係資料の展示がありました。
被災者の方の手記や寄贈品が展示されていたと記憶しています。
それと避難所の様子とか。
ボランティアガイドさんもいて説明してくださいました。

私はじっくり見たかったのですが、
子どもたちには少々怖かったようで

2階に降りると
小さな子どもたちにもパズルやクイズを用いて
防災について興味を持てるようなワークがありました。

防災センターに行ったのは冬休みだったのですが
来館者は少なく、しかも大人ばかりでした。

なので子どもは我が娘・息子くらいだったのですが

な~んと、たまたま現場にS新聞社の記者の方がいらして
取材のお願いをされてしまったんですね~。

ウチら、地元民ではないんですけれど・・・。
いいんですか??

と思ったんですが、

どうやらS新聞の関西版の記事で、
「阪神淡路大震災を迎える日にあたり防災グッズを試す」
という記事を書くのに子どもが必要だったらしく

「まぁ、新聞にのったところで誰も知り合いいないからいっか~」
というノリで引き受けてしまったのでした。
(実際記者さんも、子どもがいなくて困っていたようなので)

記者さんからは名刺をいただき、
後日その記事がのった新聞を郵送してくれました。
(のっているのは関西版だけですが、なぜか東京版ももらいました)

というわけで
(多分)2012年の1月某日のS新聞の関西版に
ウチの娘と息子がのっています(笑)。

年数が経過してしまうと

あれだけ大きな災害でも
(亡くなった方は6434名、行方不明3名だそうです)
記憶が風化してしまうのはとても残念です。

日本は地震大国です。
いつどこで起こってもおかしくありません。


折に触れて思いを馳せることは大事だと思いました。