子どもは一人一人違う

娘が拒食症&不登校だったとき
息子は小学６年生。

来年は中学校進学を控えていた。

ウチの地域は
中学受験をする子が多かったけれど
息子は受験させず
地域の公立中核に進学させることにしていた。

ところがウチの地域は
公立小中学校の統廃合の真っ最中。

自宅から近い中学校は
廃校の対象にあがっていた。

ちなみにウチの地域は
今流行りの学校選択制ではない。

ところが我が家が
統廃合の対象地域であったため
特例である程度学校の選択はできた。

だからまず娘の中学校で悩んだ。

統廃合によって中２から遠くなる統合校に行くか、
最初から別の近くの中学校へ行くか。

中学受験しなくても進学先に迷う事態となっていた。

しかも娘の進学先によっては
弟の進学先にも影響を与えることになる。

結局娘は近所の仲のいい子に合わせて
統合校の方へ通うことにした。

１年生の頃は家から１０分弱で近かったけれど、
２年生から新校舎へ引っ越しになり
片道歩いて３０分弱になった。
（自転車通学禁止です ）

通うのは大変だけれど
新校舎だけあってさすがに設備は素晴らしく
私立かと見間違えるくらい！

先生も結構いい先生が集まっていた。

ただ娘の小学校から入学する子は少数だったため
校風が全く違う小学校からきた子達と
うまく馴染めなかった。
（それが拒食症の一因になったかもしれない・・・。）


そして息子の進学先を考えなければならない時期がきた。

息子の代になると特例が適用されず
娘と違う近い中学校で就学通知がきた。

ただ姉が通っているので
申請すれば娘と同じ学校へ通うことができた。

普通
上の子が通っていれば
下の子も同じ所へ通わせようと思うだろう。
学校行事も一緒だから正直ラクだし。

息子の同級生のお母さんにも
当然そう思われていた。

ところが私は
いろいろな理由で
息子には娘の中学校は合わないのでは
と感じていた。

そもそも今姉が通っていない学校に
わざわざ片道３０分かけて行く意味があるのか？
娘も３年生で学校に戻れるという保証はなかったし。

むしろ
姉が不登校ということで
周りからいろいろ言われやしないか。

いっそ姉とは切り離して
お友達が大勢行く中学校へ通わせたほうが
本人のためではないのかな？？

娘と息子はそれぞれ別個の存在。

それぞれにあった学校へいけばいい。

そう決めて息子は娘と別の学校へ入学させることにした。

まぁ実は息子の学校も
息子の卒業の年に
同時に閉校になっちゃうんだけれどね（笑）