不登校になって心配なことの一つ。

高校受験。

このまま3年生になっても
学校へ戻らなかったらどうしよう。

フリースクールに通っていれば
出席扱いにはなるけれど
通知表の評価はないものと思わなければならない。

通知表といえば
娘は三者面談の際に担任と約束した
定期試験を受けに行っていた。

授業を途中から出ていなかった割には
フリースクールで自習をやりまくってたこともあり、
5教科の点数はまあまあとれていた。

とはいえ、
実技系の科目は全滅覚悟。

3月の成績表、見るのが怖い・・・。
(娘の学校は2期制です

娘の高校を考えるにあたり、
まずどういうところがあるのか調べてみた。

実はフリースクールにも
併設の高校がある。
希望すればまず100%入れる。
(しかも内部なので10月位には合格が決まる)

ただウチは家計の都合で
都立に行ってほしかった。

では都立ではどこがあるのか??
調べてみた。

不登校生が行けそうなところというと、
チャレンジスクールがあった。

チャレンジスクールとは

「主に小・中学校で学校に馴染めず不登校の経験があったり、
(中略)これまで能力や適性を十分に生かしきれなかった生徒が、
 自分の目標を見付け、それに向かってチャレンジする学校」
(by 東京都教育委員会)

だそうだ。

チャレンジスクールには
定時制、通信制、単位制を設けられていた。

チャレンジスクールと指定されている高校以外でも
エンカレッジスクールなど
定時制、通信制、単位制がある高校はあるのだけれど、

チャレンジスクールは
はっきり「不登校」生を対象としていた。

だから一見すると
不登校生の受け皿はあるように見える。

ただ、それは逆に言えば
全日制の高校に入学するのは難しい、ということ。

全日制で主に行っていた
特別選考という、
内申書を一切見ずに学力試験だけの選抜試験も
娘の年は廃止されるらしい。

加えて全日制の入試では
内申の評定が実技科目に至っては2倍になるという(!)
まさに不登校生にはキビシイ現実が待っていた。

なんともタイミングが悪い。
よりによってこんな都立入試大変革の時に受験生とは・・・。

そんな折
たまたまウチの近くにある通信制(定時制もある)高校が
12月に文化祭があるというので
娘を連れて見に行ってみた。

感想は・・・

やはり通信制だからか
そもそも文化祭の生徒の参加率が
全日制より低いように感じた。

だから全体的に覇気がないように感じた。

娘の反応もイマイチだった。

娘はその頃TVで
ジャニーズWESTの重岡くんが出ていた
「ごめんね青春!」を見ていたこともあり(^_^;)
普通の高校生活に憧れを抱いていた。

なので娘の中では、
ここの高校の選択肢はなくなったようだ。

じゃあ、どうするの??

その時は学校に戻るという選択肢はなかったので、
親としてはとりあえず3月まで様子を見るしかなかった。

その頃には考えも変わっているかもしれない。
そう期待しつつ・・・。