フリースクールに
娘の苦手だったCちゃんという同級生が入ってきて

娘自体まだスクールに入って
2週間足らずだったけれど
ホントに転校しようか考えた。

もちろんCちゃんに悪気はない。

フリースクールに来るということは
Cちゃんもそれなりに
なにか心に痛手を負ってきているに違いない。

だけれど
一日中Cちゃんにつきまとわれるようになって
娘は明らかに迷惑がっていた。

Cちゃんも娘もまだ中学生の未熟な子供なのだ。

Cちゃんには悪いけれど
私は娘のことを最優先に考えなければならない。

今のフリースクールの近くにもたまたま
法人が違う別のフリースクールがあったので
そこに見学に行こうかと思ったけれど

それよりも
今のフリースクールの
別教室へ転校しようかと思うようになった。

ウチから通うとしたら
埼玉か神奈川かなぁ。
千葉はちょっと遠かった。

埼玉は駅から徒歩15分くらい歩くらしい。
土地勘が全くないのに大丈夫だろうか。

一方、神奈川は駅からまあまあ近かった。
しかも義妹の職場も近かった。

転校するとしたら神奈川だな~・・・。

ちょっとその気になりつつも
とりあえず、フリースクールの担任に相談することにした。

朝一番に娘と一緒にスクールへ向かい
担任をつかまえてCちゃんと娘の関係を話してみた。

担任はCちゃんのお母様から
娘との関係をいろいろ聞いていたようだった。

転校しようかと思っている、と告げると
その場では特に担任から答えはなかったけれど

あとで娘に
「○○ちゃんが悪いわけではないから転校する必要はないよ」
とおっしゃってくれたようだ。

それを聞いて転校しようかと思ったけれど思い直した。
先生方は不登校生を扱うプロなんだから
おまかせしよう。

担任には、
ボラさんに娘とCちゃんとの間に入ってくれるようお願いした。


娘はその日から
フリースクールに遅れて登校するようになった。

少しでもCちゃんと離れるために。

基本的に遅刻はないので
行けば出席扱いになる。
遅刻にもならない。

普通に学校に通っている子からすれば
甘いっ!と思われるだろうけれどね
 
母親としては
毎日行ってくれるだけで
バンバンザイだった。