8月に入ってNLPセラピーの2回目の前日。

前もって体重を計ってくるようにと
院長から言われていたので
私の目の前で娘を体重計にのせたが
その数字を見て衝撃を受けた。

・・・35kg

えーっ!!!

4月の身体測定の時には42.5kgだったはず。
3ヶ月半で7.5kgも減ってしまっていたとは!!

35kg切ったら入院と言われていたので
一瞬入院が頭をよぎった。

食事量は拒食症になり始めた時と
大して変わっていなかったけれど

拒食症になる前から
月1回位で家族で行っていたビュッフェでは
好きなもの(スイーツ!)ならまあまあ食べていた。

とはいえ
やはり成長期だからかな。

摂取カロリーより
成長に伴う消費カロリーの方が多いに決まってるから
焼け石に水だった。
(いや、むしろマイナス・・・

正直目の前の現実にショックを隠せなかった。

明日なんて言われるだろう??

不安だけが残った・・・。


明けて翌日の診察。

体重のことを告げると
院長は娘に入院の意思があるか尋ねた。

娘の顔が曇った。


そういえば以前
病院探し真っ最中の時に
入院治療をしてくれる病院を見つけ

「ここどう思う?入院して治すのどう思う?」

って聞いたことがあったけれど

そのときは

「(拒食症が)治るなら、(入院しても)いいよ」

と言っていた。


でもあれは強がりだったのかもしれない。

「ホントは入院したくない!!」
「家族と一緒にいたい!!」

娘の表情がそう言っているように見えた。

私はそれを見たとき

「可能な限り入院させない

そう強く思った。


診察の後カウンセリング開始。

カウンセラーさんは40代位の女性だった。

今回のカウンセリングは
発見セラピーと呼ばれるもので
NLPセラピーのお試し版みたいなものらしい。

まずここできっかけを作って
次回から本格的にセラピーをやるようだ。

カウンセリングの内容は
親は入れなかったので分からないけれど

カウンセリング後カウンセラーさんから

「表情も明るいし、大丈夫ですよ!」

と励まされた。

その言葉は嬉しかったけれど
もう少しどんな内容だったのか
教えて欲しかったなー。

少し物足りなさを感じた。