夏休みに入り
学校に行かなくてはならないという
プレッシャーから解放されたからか
食事量は変わらないものの
気持ちは多少落ち着いたように思えた。

そして7月下旬
(私にとっては)待ちに待った
NLPセラピーをやっているクリニックの
初診日がやってきた。

ここで拒食症克服のきっかけを作りたい・・・!

期待半分不安半分で
クリニックに行ってみた。

院長は
穏やかな感じの中年の男性だった。

ここのクリニックでは
過去の生育環境のことはほとんど聞かれず

娘に学校生活のことなど
普段の状況を聞いていた。

私は横で聞いていたけれど

痩せた身体で
重たいリュックをしょって
(おそらく7~8kg位? )
学校まで片道30分弱の道を歩き
体育も普通にやっていたと思うと
なんだか
身につまされる気持ちだった。

「学校生活、しんどくない?」

娘の話を一通り聞いたあと
院長が言った。

大丈夫です、と言ってたが
きっとしんどかったに違いない。
なんでもっと気を配れなかったんだろう。
反省・・・(´・ω・`)

食事量については

「今の食事にヨーグルト一つ加えてみない?」

と言われたが、
娘が顔で拒否していたので
院長もそれ以上無理強いはしなかった。

体重も聞かれたけれど
春の学校の身体測定で計ってから
(ちなみに42.5kg!)
これ以上体重計の数字に
振り回されたくないと思っていたので
家で一切計っていなかった。

「35kgを切ったら入院したほうがいいから
次回必ず計ってきてね~」

・・・はい(+_+)

そういえば
娘は拒食症になってから
一回も内科的検査を受けていない。

普通はどうなのかな?

体験談を見ると、
病院に行けば
血液検査したり、体重計ったり
していることが多いようだけれど
そこのクリニックには
体重計すらなかった。

とりあえず
次回からカウンセラーとの
カウンセリングが始まるらしい。

今回は保険診療内のため無料。

カウンセリングとなると
それ相応の金額がかかるが
まずは様子を見てみよう。

そう思った。


クリニックのあと
娘にとってはお楽しみの
義妹の家に遊びに行くことになっていた。

電車の中で聞いてみた。

私「お姉ちゃん(義妹)が今の身体見たら
  どう言うかな??」
娘「う~ん・・・」

複雑な表情を見せた。


待ち合わせ場所に着き
義妹と久々に会った。

義妹は娘のあまりの痩せぶりに
開口一番
「気持ち悪いでしょ!」
と愛のムチを与えてきた(;^_^A

ちなみに
これは娘と義妹との
信頼関係が築けている上での
発言なので誤解しないでね

義妹の家では
義妹と一緒に夕飯作ったり
ゲームしたりDVD見たり
楽しい時間を過ごしたようだ。

一方その夜
私も大学時代の友人との
飲み会があったので
お互い気分転換ができたのでした(´∀`)

こういう時間も必要だよね。