骨折事件のあとも
拒食症の娘に対して
冷静に対応しなければと思いつつも
ついつい言いすぎてしまうことがあtった。

ケンカの直接の原因は
なんだったのか覚えていない。

しかし拒食症の
先の見えないゴールに
苛立っていたことは確かだと思う。


お互いに真っ向から
感情をぶつけ合い
辺り構わず
言い合った日があった。

その時
娘が放った言葉は
鋭く私の胸に突き刺さってきた。

「私だってホントは寂しがりなんだよ!!」
「生きたくて生きてるわけじゃない!!」


生きたくて生きてるわけじゃない?

それって
生きたくないということ??

泣きじゃくっている娘を
泣きたいだけ泣かせて
溜まっている気持ちを吐き出させた。

正直ここまで
娘が自分を追い込んでいたとは
思いもよらなかった。

自分には
生きる価値がないと思っていたのか。

そしてその背景には
底知れぬ寂しさを感じていたのか。

そこまで
娘を追い込ませてしまっていたことに
改めて気づかされた。


自分は母親失格だ。

ものすごく落ち込んだ。

とはいえ
決して言い訳ではなく

未熟ではあったかもしれないが
私なりに
その時その時で
精一杯子育てを
やってきたつもりだった。

しかし結果的には
拒食症という心の病いを抱えてしまった・・・。


結果は結果
過去は変えられない。

ならば未来を作っていくだけだ!

落ち込んでばかりもいられない。
もう一度育て直しだ。