女性の恋愛をラクに楽しく♪
感情コントロールコーチのかめじなかひとみです。
こんなにがんばっているのに、我慢しているのに、
いつも責められている気がする。
怒られている気がする。
(または逆の、したくないのに、責めている、怒っている気がする。)
そんな風に感じたことはないですか?
これは、人と接する中で起きている、
コミュニケーションのクセ=「心理のゲーム」です。
(遊びの”ゲーム”という意味ではなくて、やりとりという意味でほうですね)
(これを研究したのが、エリック・バーンという方で、
「交流分析」「ゲーム分析)で調べると色々出てきますよ。)
その中の、「キックミー」というゲームについて書いていこうと思います。
これが最近多くなってきたのですね。
ということは、自分の心の状態にも何かあるなぁ…と。
けど、「キックミー」をしてくれる人がいなければ、
自分の心の状態に気づくことができませんでした。
その方達は自分の鏡として見せてくれたのですね。
気づかせてくれた方々、ありがとうございました!(勝手に)
●「キックミー」というゲーム
そのまま訳すと「私を蹴って!」という意味ですね。
文字通り、人とのコミュニケーションを通じて、
「自分を蹴ってもらう。責めてもらう。攻撃してもらう。」
これがゲームの表の目的です。
「え、そんなことして欲しくないでしょ!どういうこと?」
と思ったでしょう?
自分のこと、周りの人とのこと、ちょっと向き合ってみてくださいね。
●「キックミー」をする方の特徴
★相手に、何かしらの問題を作って、ケンカをふっかける、
相手に(怒らせようとして)怒りを向ける。
そして、(ケンカの場合は)二人とも怒りを表して、
原因は解決せず、いやーな気分で最後、結末を迎える。
これは、わかりやすいパターンですね。
クレーマーとか、相手に文句を言わないと気がすまかったり、
言わなくていい余計な一言を言って、怒らせてしまったりして、
ある日突然大爆発!ということが起こりやすいです。
「あんなことを言わなければ、しなければよかった…」と後悔したり、
常に自分が「怒られている、責められている。」ような気がする人は、
だいたいこの「キックミー」を無意識で仕掛けてます。
★常に自分を責めている人、悲劇のヒロインをしている人
自分だけでは飽き足らず、
他の人を使ってまでも自分を責めるように仕向けていきます。
「こんな私が悪いんだけど…」
「(こんなにつらいの。苦しいの。大変なの。)
だから、今の状況はどうにもならないの…。」
「なんで私がこんなつらい思いをしなければいけないの…。」
こんなことを無意識に言っていたとしたら、
「キックミー」を仕掛けていることが多いのですね。
●「キックミー」を仕掛けられてしまう人の特徴
★「キックミー」をする人は、仕掛けられやすい
「私があの人を責めてしまった!攻撃してしまった!
いけないことをしてしまったのだから、私を責めて!攻撃して!!」
「キックミー」のループですね(汗)
★普段から不機嫌だったり、怒っているような人
自分を責めてもらったり、怒ってもらいやすいですからね。
現に、少しだけでも刺激されると、すぐに不機嫌になったり、怒ります。
(そんな人の様子を伺ってませんか?そんな人を捕まえてませんか?)
★私がなんとかしてあげなければ!と、
ついお節介をしたり、世話を焼いたりする人。
自分が相手にとって役に立てなかった時や、
必要とされていないと感じた時、
そんな自分ではいけない!となって、
自分を罰するために、「キックミー」を仕掛けます。
(お節介や、世話を焼く対象以外の方に仕掛けることが多いです)。
常にこういう方々でなくても、仕掛けられる時は仕掛けられます。
それは、これを感じている時に多いです。↓
●「キックミー」のゲーム後に起こる嫌な感じとは…
「キックミー」を仕掛けた人、仕掛けられた人は、最後に、
「罪悪感」
を感じています。
本当に、この感情って嫌な感じなのですよね。
自分には罪がある。
やってはいけないことをやってしまったのだから。
自分には人としてダメな部分がある。
そんな自分は、罰を受けなければいけない。
だから、責められた時、怒られた時、
「嫌な気分」を味わいながらも、自分に罰を与えて、
「そんなことされて当然の人間だ!この罰を受けるのは当たり前だ!」
となっているのですね。
けれど逆に、責められなかった時、怒られなかった時も、
不思議なことに「なんだかモヤっと」するんです。
責められたくないし、怒られたくないし、
それを望んでいるはずなのに…。
それを言葉にしてみると、
「こんなことをやってしまった私なのに、
なんで責めないの!?怒られるはずなのに!?
なんで許すの?なんで反応ないの?
私は責められて、怒られて当然の人間なのだから!」
という感じなのですね。
本当に、どMだなぁ〜。って思います。
★「キックミー」を仕掛けられ、まんまと怒ってしまった人は
「なんだか悪いことをしてしまった気がする…」
というような、バツの悪い、なんとも申し訳ないような気持ちになります。
責めてしまったり、怒ってしまったとしたら、
そのことに対しての罪悪感。
「この人を助けられなかった…」というような、
無力で、助けられなくて申し訳ない、というような罪悪感。
「キックミー」に気づいたとして、それを回避しても、
「なんであなたは私を責めてくれないんだ!
もっと責めてくれよ!怒ってくれよ!!」
と「罪悪感」という燃料を次々に投下してくれるので
(と言っても、無意識にですよ)
受ける方は「そんなことしたくないよー」という気分になります。
●「キックミー」を仕掛けない方法
どんなゲームでもそうですが、
この「心のコミュニケーションのクセ」には、
表面では見えない、裏の(真の)目的が必ずあるのですよ。
それに自分が気づかない限り、仕掛けてしまうのですね。
それは、
「私のことつらさ、苦しさに気づいて!」
かもしれないし、
「私のことをもっとわかって!」
かもしれないし、
「私にもっとかまって!」
かもしれないし、
「私のことをもっと大切にして!」
かもしれないし。
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それを、わざわざ違う形でコミュニケーションしているのですね。
素直にそう言えればいいのですよ。
けれど、今までの経験から、それを素直に言ったら、
「そう言っても無駄だった。」
「その思いを否定された。」
「そう言ってしまったら、相手に拒絶されてしまう。」
と言う過去が積み上がっていたとしたら。
素直に言うなんて、そりゃーもう、怖いことですよね。
もしくは、
「求めた時に、それはもらえないものなのだと絶望しなくていい」
と、「自分の本当の目的」に、
そもそも気づかないほうが、自分にとってはいいのかもしれません。
けれど、「自分の本当の目的」、それを知らない限り、
その欲しいものを得ていたとしても、「満たされた」と感じないし、
「本当はそうして欲しかった→そうなった!満足!」
ということもないので、ずっと不満な状態が続くのですね。
●「キックミー」を仕掛けられない方法
そもそも、仕掛けられない状態にいれば仕掛けられませんし、
仕掛けられていることに気づかないです。
「罪悪感」
を自ら生まない状態にしておく、ということです。
それは、安心感を感じていること。
自分への信頼感を感じていること。
自分をありのままに受け入れているということ。
満たされているということ。
それは、自分を責めていないわけだし、
自分や周りにウソをついていないということだし、
自分に素直になれているということだし、
自分にとっての”罪”を持っていないということですね♪
まあ、そもそも、罪なんてものはないのです。
それを「罪だ」「私は悪い」と信じて、感じてしまっているだけなんです。
だから、そんなに自分を責めなくてもいいですからね。
そろそろ許してあげてください、自分を。
あ、そんなに責めたいのなら、私は止めようとはしませんよ。
それも人によっては、
好きでやっている趣味、「自分責め」だったりしますから。
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