風寒い~!夜寒い~!!!冬がやってきた!!!
先日お仕事の面接を受けてきて、ちょっと思ったことがありましてね。
質問されたんです。
「(人間関係で)不快に思ったこと、嫌だなぁ~と思ったことはなんですか?」
意図として多分ストレス耐性をみられてる?のかなぁ?というのと、
そのあとの質問の答えに続く、前質問だったのですけれど。
ん~そういやぁ…最近ないや。
不快に思ったこと、嫌だと思うことを感じていないんじゃなくて、
不快レベル、嫌だなレベルの許容範囲が広がった!ということ。
1~100のレベルがあって、80以上のことがおこると、不快、
と感じる、というのがあるとしますね。
それが最大メモリ100→200に広がった感じ。
これは以前より考え方や、出来事の受け取り方が変わったので、
不快指数80は変わらなかったとしても、感じ方が変わったんですね。
これが、かーなーりー、生きやすい!
以前本当にしんどくて、苦しくて、生き辛くて、
なんで生きているのか?なんでこの世に生まれたのかなんて真剣に考えていた時が
本当にうそのようです。
さて、そんな話。
受け取り方が変わった、その一つとして、タイトルの通り、
「自分と他人の境界線」が引けるようになったことを書いていこうかと思います。
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境界線とはなんぞや?と。
人と人との距離感ということです。
距離と言っても、物理的な、目の前にいる人との距離のことでなくて、
心の距離です。自分は自分、相手は相手。という、線引き。
人との距離が適度にとれていれば…
相手を信じて、見守ることができる。
すぐに助けも出せるし、時と場合によって、助けを出さない時もある。
相手の成長のために。
一人の時間を楽しむこともできれば、仲間でワイワイ楽しむこともできる。
適度な気遣い、適度な思いやり、ができるので、
受けた相手は程よく心遣いを受け取ることができる。
自分というものをよく知っている。人や肩書、学歴などなどで比較をしない。
相手の感情に自分の感情を振り回されない。
自律している人、とも言いますね。
人との距離をとれていないと…
相手を信じられないので、ついおせっかいをしてしまう。
相手がやらなければいけないことでも、何でも自分がやらなければいけない、
と思ってしまう。やってくれる人がいると、やらなくなるので、結果成長しない。
誰かがいないと自分でない気がして、誰かといるけれど、すごく人疲れをする。
的外れな気遣い、過度な干渉をしてしまって、
その心の奥には期待や見返りを欲していたりするので、
受けた相手は実はあまりありがたくない。
誰かを通して自分というものを確認しているので、自分というものがよくわからない。
人と比較をして、自分を確認している。
相手を自分の一部とみなしてしまうので、
自分の感情・思考と相手の感情・思考がごちゃごちゃになって分からなくなる。
相手に振り回されている感じがする。
自律している人とは逆ですね。
私自身、人との距離感は、共依存傾向にあると分かってから、
かなり意識しました。
恋愛関係はもちろんのこと、普段付き合っている友達や、会社の人たちにも、
同じように境界線を引けてなかったんです。
私の場合は、心の距離は近くなりがちでした。
時には”自分=相手”くらいまでぐぐぐーっと近づきすぎるときもあって、
それに気づくのも、距離を取っていくのも結構大変だったりして。
相手に尽くしてしまう…その中に、相手の相談に対して、アドバイスのし過ぎ、
というのがあったんですね。元からよく相談を受けてたので。
「こうしたらいい」「ああしたらいい」っていうことをたくさん言って、
実は”こんなアドバイスをできる自分。すごい”と思いたかったときもあるし、
相手に対して”いいお姉さん”を演じたかったんですね。
けどそれって、今思えば。
相手の気持ちや立場を考えてなくて、自分の価値観を押し付けてしまってたし、
「あんなにあなたのために時間を割いたのに、どうしてアドバイス通りにしないの!」
とかイライラしてる時もありましたからね。
気づかなかった(というか、気づきたくなかった)ところに、
アドバイスをしてあげたんだから、感謝されるべき、と思っていたし、
(=自分はすごいんだって確認を取りたかった)
次に相談来られたように…って、相手の問題を自分のことのように悩んで、
常に思考がフル回転で、頭も体もなんか疲れて、ちょっと辛い…
と感じていても、止まらなかった時もありましたね。
自分は自分だし、相手は相手なんだ。
という境界線を意識した時、なんだか疲れて辛くなってきたとき、
「あれ?これは誰の問題なんだ?」っていうのを自分に投げかけてました。
「あ、私の問題じゃなかったやw 自分が考える必要がないじゃん。」
と、だんだんと人との心の距離が分かっていきました。
もし、
「あ、私の問題じゃなかったやw 自分が考える必要がないじゃん。」
と思ったと同時に、「でも…相手はかわいそうだ。私がやってあげなきゃ!」
っていう気持ちが出てきてしまったら、
相手との距離が近くなりすぎてしまって、境界線があいまいになっているかもしれません。
『癒着』とかいわれますね。
とりもち(といって今の人は通じるんだろうかw)から
べったべたになって離れられない感じ。
ゴキ○リホ○ホ○のあの粘着に入ってしまって、離れられない感じ。
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まずは、無理に離れる必要はないと思うんですよ。
あの粘着は、はがそうとすると結構痛いですからw
物理的にも痛いですが、心と心の粘着(癒着)も、はがそうとすると痛いです。
境界線というものがあるんだ~ということにまず気づくこと。
そして、徐々に距離感を図っていくこと。
車でも、適度な車間距離、って言われてますよね?それと同じこと。
やっていくにつれて、人と人とのちょうどいい距離感というのが分かってきます。
共依存傾向にある場合は、距離は”近い”ほうだと思うので、
徐々に離れてみること、ですね。
10回に1回は放っておく。(いきなりすべてを放るわけじゃない)
いきなりおせっかいするのじゃなく、まずは提案してみる。
(断られる=必要とされてない じゃないですからね!)
5回に1回断ってみる。やめてみる。
最初はちょっとすーすーするかも。
空いてきた隙間に空気が流れている感じが。今までより物足りないって感じが。
人との心の距離感、とれると人づきあいが楽ですよ~。
意識してみてはいかがでしょうか。