「許す」ということ/映画『レ・ミゼラブル』 | 恋愛下手・重いと言われ自信を無くした女子が愛されて幸せな恋愛をする方法

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花粉やばい。マジで、やばい。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。(最近それしか言ってないw)








学校の編入試験とか、転職準備とか、やりたいことがでてんやわんやな毎日。

この記事も、書き始めたのは3週間以上前w

気分転換と思ってコツコツ書いて、やっと日の目を浴びましたw


★ひかりさんの記事から「人を許すために大切なことって?

なんてタイムリー♪と思ってご紹介。


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名作ミュージカルの映画『レ・ミゼラブル』観てきました。

これもまた1ヶ月以上前に観てるんですけど、なかなか文章まとめられず。

詳しくは>Wikiさんの解説とか

これは原作のほうの解説だけど、映画だと結構はしょっちゃってます。

全部書くと大変なことになるので、今回の題名の「許す」ということについて。



フランス革命とかの時期のようですね。(世界史覚えてない…)

主人公ジャン・バルジャンはパン1個を盗んだ罪で、19年間投獄されます。

服役を終えてから、彼を取り巻く人生のストーリーという感じです。


「犯罪者は服役を終えてからも一生犯罪者」のレッテルを貼られ、

仕事にも就けない。あらゆる人から冷遇される。お金が無いから飢えもする。

とても人間不信の状態です。

(そのときのヒュー・ジャックマンの眼光鋭い演技って、迫力がすごかった…)


とある教会に行き着いて、そこの司教が彼を向かいいれるわけです。

司教は暖かい食事と飲み物を出し、寝床を与える。

しかしその夜、ジャン・バルジャンは銀の食器を盗んで出て行ってしまう。


次の日、憲兵がジャン・バルジャンを捕まえ、司教の下に「盗人だ!」

と連れて行くのですが、司教は「それは私が与えたものだ」と言うんですよね。

与えたのならば、彼は盗人ではないでしょう?ということで、

司教は彼を「許す」わけです。そして、彼を受け入れた。


「罪を憎んで、人を憎まず」とはいうけれど、この司教さんはどれだけできた人なんだ…

この司教との出会いが、その後のジャン・バルジャンの人生をガラリと変えるんです。


こんな人間を赦してくれた。優しくしてくれた。受け入れてくれた。

その司教の慈愛に触れて、葛藤もするけれど生まれ変わる決意をするわけです。

その後、身分を隠すけれど、市長にまでなるくらい出世するし、

市民にも慕われる市長になりますから。まさに生まれ変わる。


ライバルでジャン・バルジャンを追い詰めるジャヴェール警部。

その二人の関係もまた、「許し」にかかわることなんですが…

長いので、割愛w 映画もしくは、ミュージカル是非観てください♪


「変わる」って、ある意味自分を「許す」ことでもあると思うんですよ。

今までの自分を受け入れて、いい方向に変わろうとする。

だから、自分を許せる人は、他人も許せるようになる。

逆もまた然り。他人を許せない人は、自分も許せない人。




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「許す」って、結構大変ですよw

このブログを書き始めた当初は、相手を「許す」なんてことを考えてなかった…です。

なんてひどいことをされた。みじめだ。自分は悪くない。被害者は私なんだ…って。


けれど。

よーくよーく、物事を見つめなおしてみて。自分を見つめなおしてみて。

100%相手が悪い!って思ってたけど………そうじゃなかった。

自分にも原因はあった。自分には全く否が無くて全部相手のせいにして、

自分の悪いところを見たくなかっただけだったんだ…。


それに気づいたり、そうだったんだって分かると、キツイですよ。

衝撃ですよ。ショックですよ。恥ずかしいですよ。

本読むたびに、理解するたびに、サーっ…って血の気が引いてました。私は。


なんてことをしていたんだ…orz



けど、それを受け入れて、もうそんなことはしないし、

変わろう♪って思ったら、「そういう自分だったよね…あのときは、しょうがなかった」

って、過去の自分を、相手を許せました。


そうすると、不思議と他の人も許せるようになってくるんですよね。

ひかりさんも書いているけど、多面的に物事をみること。

見え方を変えると、変わると、許せるようになる…かもしれない。




「15分遅刻した。」って言う事実があって。

一方面だけでみて、「遅刻は絶対許さない」人は怒ってしまうでしょうね。


私だったら、「何かあったの?大丈夫?」って心配します。

他の人は、「あれ?私時間間違えた?って思った」っていう人もいれば、

「場所間違えたかな?って思った」って人もいるでしょう。


遅刻したのはその人なりの理由があるかもしれませんよね。

体調が悪いかもしれない。電車が遅れてたのかもしれない。

待ってるほうが実は本当に時間とか場所間違えたかもしれない。

理由はあるけど、それいったらかっこわるいって言わない場合もある。

いろんな可能性がある。


私だったら、遅刻したけどちゃんときてくれてるわけだし、

そこで嫌な気分になったらそのあとも引きずってしまうのは嫌だから、

体調悪いんだったら心配するし、理由があれば許しますね。

寝坊だったらちゃんと、「次はよろしくね~♪」とか言うし。

(「今年の誕生日プレゼントは目覚まし時計ね♪」とかw)


こういう人もいれば、15分くらい別になんてことない。って人もいる。

とある集団なんかは、遅れて当たり前wだから、

全く気にしないときもあります。待ち合わせから移動してるときに合流して、

「合流できてよかった!はぐれなくてよかったね~」ってときもあるしw


「15分遅刻した。」一つの事実でも、いろいろな考え方の人がいるってことです。

これが多面的に物事をみるってことです。



心理的にみると、

「遅刻は絶対許さない」人は、その元になった経験があると思うんです。

親に「遅刻は絶対にいけないことです!」と教わってきたとか。

その思考が強化されて、「遅刻はいけない」=「遅刻するヤツは最低」

になってるかもしれない。


「遅刻される」=「自分を大事にしてないんじゃないか?」

ってなってるかもしれない。

「遅刻される」=「迎えに来ない。見捨てられた?」

ってなってるかもしれない。


いずれにせよ、遅刻する人全員が100%最低なわけではないですし、

「遅刻をした」1回の事実から、その人の全人格を否定することも違いますし、

大事にしてないってことにもならないし、見捨てられているわけでもない。

ですよね?


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「なんてひどいことをされた。みじめだ。自分は悪くない。被害者は私なんだ…」

って私の中にあった考え方の偏り。

そのフィルターを通すと、なんでもそうみえちゃいましたもの。


そして、

「自分にも原因はあった。自分には全く否が無くて全部相手のせいにして、

自分の悪いところを見たくなかっただけだったんだ…。」

っていうほかの視点でみれたとき、

”相手が100%悪いんだ”っていう考え方の偏りがなくなったから、

乗り越えられたし、今となってはいい教訓であり、勉強であり、経験になりました。


許す以上に感謝すらしてますよ。

ものすごく心が痛かったけど、あの強烈パンチのような出来事が無かったら、

今はなかった。気づかせてくれてありがとうって。


このブログもやってなかっただろうし、「共依存」とか調べてなかっただろうし、

カウンセラーになりたいだなんて思ってなかっただろうし、

いろんな人と関わることもなかったと思いますもの。


いつまでも、「許せない!」ってなってて乗り越えてなかったら、

今でも悶々と、相手も憎んで、自分の過去も、自分自身も呪って、

やさぐれて、こじれて、もーっとめんどくさい女だと思いますよw




誰だって、神様でもないし、聖人君子でもないんだし、

いや~な感情が出てくるのは自然なことだし、

嫌なことをされたら許せないことは許せないですよ。

苦い経験であればあるほど、そんな簡単に許せないですよ。


だから口があって、話し合う、伝えるという選択肢もある。

無理をして「許す」必要もなく、ゆっくりじっくり時間をかけるのも大事です。

「そいういうときもあるよね!」って憎んじゃう自分も許していったら、

その時間の中で、自分の心が成長して(多面的に物事を見れるようになって)、

受け入れられるようになるときもありますから。


全てを無条件に許しましょうって、わけではないので、ご注意。

もし「許すのか、許さないのか。はっきりして!」って感想をもってしまったら、

認知のゆがみの「all or nothing」の考え方の偏りですので^^

それに気づいたときが、成長してる証ですね。



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映画『レ・ミゼラブル』、アン・ハサウェイがアカデミー助演女優賞とりましたね♪

この映画、俳優さんたちの気迫がものすごいんです!

ミュージカルを再現っていうことで、音楽も歌もすごい!!


大迫力で感じていただきたいから、ぜひ公開が終わる前に劇場でどうぞ♪