自己嫌悪…自分のことが大嫌いっていう感情。
仕事でミスしたときとか、なにか失敗したとき。
過去の選択を間違えた!って、後悔したとき。
ああしてればよかった、こうすればよかった!って悔やむとき。
誰だって多かれ少なかれ自己嫌悪します。
反省し、失敗から学ぶことで、もっともっとより良くなったりします。
短い時間の自己嫌悪であれば、あまり後には引き続きませんが…
常に自分そのものや、自分の人生までをも自己嫌悪していると、
かなり辛い。苦しい。生きにくい。
これって、恋愛依存でない人もたくさんいると思います。
今回は、自己嫌悪そのものについて。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
『自己嫌悪はつらいよ。けれど止められないのよ。』
先に出しちゃいますが、自己嫌悪をやめるいくつかの対処法は、
「自分を好きになる」「自分に自信を持つ」なんですよね。
…(ヾノ・∀・`)ムリムリ
うん、それができたら、苦労はないんだよ!!!
自分を好きになろう。自信を持とうとするたびに、
好きになれない理由、自信を持てない理由しかでてこない。
そしてまた自己嫌悪。悪循環…orz
それがまた、私には辛かったのでw
無理に「自分を好きになろう、自信を持とう」を止めました。
とりあえず、なんでそうなっちゃうんだろう???
ってのを、自分なりに探ってみたんですね。
すると、自分には「認知のゆがみ」があることに気づきました。
(参考:「認知のゆがみ」の10パターンとは)
カウンセラーさんに指摘されたことです。
自分だけの悩みなんだ!と思っていたことが、こんなにも研究されている。
ってことは、私だけが悩んでるわけじゃないし、解決法もあるんだ!
と分かったら、気が楽になりました。
なんだか分からないけど、苦しい。生きづらいって感じていて。
”なんだから分からない”状態って、結構怖いことなんですよね。
それを”こういうことなのか!”って知ると、見つめ直せる余裕がでる。
「認知のゆがみ」どおり考えちゃってたわw
って苦笑いして、自分を知ることが怖くなくなりました。
これでうつ症状克服♪
(認知療法、認知行動療法だそうで。うつ病に有効な療法だといわれています。)
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
『自分って…とっても怖いもの…?』
今度は、「自分を好きになる」「自分に自信を持つ」ために、
「自分と向き合いましょう」って方法がでてきました。
…(ヾノ・∀・`)ムリムリ
うん、それができたら、苦労はないんだよ!!!(2回目)
なぜって…なぜか自分を知るのが怖くて。
こんなに嫌いなもの、気持ち悪いもの、得体の知れないものを、
じっくりみるなんて…怖い!いやだ!
「嫌いなもの」ってありますか?私はクモが大嫌いで!!!
怖いし、気持ち悪いし、何であんなにムダに足が長いんだー!!!!!
って、思い出したくないくらい、ひいいいあああああああ・°・(ノД`)・°・
分かりやすく言うと、自分の大嫌いなものに対して、
それをまじまじとよくみて、お互い理解合しあいましょうよ、
といわれているのと同じような感じです。
「ぜーったいむーり!怖いし気持ち悪いからみたくもないのに!!!」
そんなこんなで、ずっと自分と向き合うことを避けてきました。
今まで蓋をして見てこなかったネガティブなもの、弱点、いやな感情を、
目の前に突きつけられるってことだから…。
得体の知れないもの、なんだか分からないものって、
『怖い』んです。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
『こうでなければならない自分』
ネガティブなもの、弱点、いやな感情を、目の前に突きつけられて…
…(ヾノ・∀・`)チガウチガウ
こんな自分は自分じゃないってば!
自分はもっと完璧で、弱点なんてなくて、いろんなことができる人なの!
…そう思ってました。
『自分はこうあるべき』『自分はこうでなきゃいけない』
というものが強ければ強いほど、自分の弱い部分をみるのが怖いです。
弱い部分を隠し、悟られないように。『なんでもできる自分』を演じてました。
そうであるために、ものすごく高いハードルを自分の前において、
なんとか飛び越えようと必死。
実はがんばれば飛び越えられるってことは、もう経験で知ってます。
器用で、努力家で、まじめで、ものすごくがんばってきている人たち。
不器用で、他の人を頼れなくて、強がっちゃうがんばりやな人たち。
ハードルが高ければ高いほど、今の自分とそのハードルのギャップが
大きければ大きいほど、自己嫌悪しちゃってました。
自分にムチ打って、「もっとできるはずでしょう?なんでできないんだー!」って。
「自分を好きになること。自信を持とうとすること。」をがんばって、
弱い部分を見たくないから、自分と向き合うのが怖くて、
それを隠すのに『自分はこうあるべきもの』で固めて、がむしゃらで…
…エンドレス。何も変わらない。
けれど、そこで終わってしまっては、
せっかくこのブログにたどり着いてくださったんですから、もったいない!
何かしらのアクションを起そうと思って、調べてくださったんですから。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
『自分は自分。でしかない。』
まずはそんな自分であることで良しとしましょうよ。
そして、それを「悪いのだ!」とジャッジしない。
無理にそれを解消しようとしないでいましょうよ。
自己嫌悪しちゃう自分。…自分嫌いになっちゃうよね。
気持ち悪い自分。…気持ち悪いよね。
失敗ばかりな自分。…失敗しちゃったよね。
焦る自分。…焦ってるよね。
いっぱい食べちゃった、飲んじゃった自分。
…いっぱい食べちゃったよね。飲んじゃったよね。
すごく寂しくて誰かに会いたい。…寂しくて誰かに合いたいよね。
こんなにがんばってるのに、成果が出ない。…よくがんばってるよね。
今まで、一生懸命否定していたこと、攻撃していたことを、受け止める。
最初は10個嫌悪していたことのうち、1個受け止めてみる。
次の日は2個。その次の日は3個。最初から10個全部!ではなくて、
少しずつ、少しずつ。
これもすぐに効果が出たりしません。
日々やっていって、じわじわ…じわじわ…じわじわ…って。
私は何度も、何度も、今でもやってます。
自己嫌悪したくなったとき、攻撃したくなったとき。
「そうだよね。そんなネガティブなこと考えちゃったよね。」って。
とにかくそれを受け止める。
そうしていると、自己嫌悪することがだんだんなくなっていくんです。
「だから自分が嫌いだ!」
って攻撃する理由がなくなるから。
これが、「ありのままの自分を受け止める」ということなんだな~と。
自己嫌悪って、本当は、自分を好きになるための練習なんだろうな~と。
次回は、それが恋愛において出てきてしまうとどうなるか?
ってことで、共依存傾向、回避依存傾向ふまえて書いていきます~。