来年はどういう年にしよう?
将来どういうふうになってたいのか?
自問自答の末に出てきた一つの答えが、
「将来はカウンセラーになりたい」
カウンセラーさんと話をしていてて、
「そろそろカウンセラーを目指してみるって手もあるよ?」
って言われたときに、ああ、その手もあるなぁ…ってのが強いきっかけ。
もともと困っている人を放っておけない”救済者になりたがる”願望はあった。
けど、それを自覚して、原因もわかって、ある程度それを癒せたうえで、
押し付けない、必要とされることを必要としない、
プロのカウンセラーになりたいな、と思ったのです。
んで、ほかにもやりたいこと、言いたいことたくさんこんがらがりつつ、
前職の先輩に話を聞いてもらいました。
今まで話を聞く側だったんで、ひっさびさに自分の意見、考えをまとめて、
コミットメントできた非常に貴重な時間になりました…。
そういう存在がいるということに、とても感謝です!!!
カウンセラーの養成学校とか本格的に通いたいな、とは思うのですが、
資金もたまってないし、ほかにやりたいこともたくさんあるので、
とりあえず半年は資金をためることと、それをこなす。
そして今やれることをする、というので、
やはり知識は本から。前置きが長くなったけどw↓
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まだ一読しかしてないけど…
これはもう、ぐっさぐさと言葉の矢が突き刺さる刺さる。
帯に書かれていた言葉。
「自分が今までどれだけ人の話を聞いていなかったかに気がついて、
思わず吹き出してしまう」
ええ、まさにそのとおりでしたよw
どちらかというと聞き上手だと思ってました。
その自信が音を立てて崩れ去りました。その自分を恥じました。
どんだけ人の話を聞いていなかったのかと。
「評論家にならない」
わかってる。わかってるんだけど…。
”おせっかい”がまだ抜けなかったり、
「自分ならこうする」を伝えて、それを貫こうとしたり。
話の中心は話し手自身。
その話の主人公はその話し手であって、どう考えるのも、行動するのも話し手。
聞き手がいくら「正しい」と思ったことでも、
その状況、その人の考え、道徳により導き出される答えは違ってくる。
正論しか言わなくなり、評論家的に相手を否定しているのです。
まさに、これが先輩にも言われた私の欠点。
「話を聞く」一つとっても全然できてなかった!!!!!
と目からうろこの気づきの本です。
ちなみに…その先輩の「聞く技術」は私の目指すべきものでした。
一緒に仕事してたときも思ってたけど、やっぱりすごいやぁ。
私の中の”聞くスイッチ”が入ると、
「相手の話に興味を持つ」と時間を忘れて楽しく聞くことができる。
これが楽しいから話聞くのが好きなんだよなぁ。
「避雷針になる(ぐちを避雷針のごとく聞く)」はできるようになってきたかな。
まだ若かりし頃、ぐちって聞いてるとこっちがイライラしてきちゃったりして。
それは自分のことではない。自分発の怒りではない。って理解できれば、
話し手のぐちをすっかり聞いて、楽になった顔を見るとうれしくなる。
いいところは続ける。ダメなとこはすぐになおす。
実際に本の通りやってみて、いろいろとこなしていけば、
いい”聞く”ができてくるのかな~と思います。
他にも、会話中の効果的な相槌のうちかた、聞くことをする上での心構えなどなど
日常生活で使える”聞く技術”がたくさんつまってます。
そしていかに人の話をきいていなかったか、苦笑いしてみてくださいw