こんばんは、
ソウル・リライト リーダー
地宮みさとです。
同じものであっても、捉え方によって全く変わってくる
という例は、実は、とても身近なところにもあります。
例えば、私たちの身近にある道具。
火を使えば、
料理をしたり、暖を取ったり、
といったことができますよね。
現代の日本においては、
暖を取る目的で火を使うことはあまり無いかもしれませんが、
それでも、私たちの生活の中では
未だ欠かせないものであることは事実です。
しかし、一方で火は、
火傷の原因になったり、
必要のないものまで焼いてしまったりします
ヘタをすれば、
命を落とすようなことにもなりかねません
他にも、同じように…
包丁なども、食材を切るのに役立つ一方で、
その気になれば簡単に人を傷つけることもできますし、
ひもだって、
何かを縛ってまとめたり、袋の口を締めたりすることもできますが、
その縛る対象が首になれば、十分凶器にもなり得るわけですよね
さて、ここまでは、
「まぁ…当然の話じゃない?」
と思われていることでしょう。
では、ここで質問です。
使っているのは全く同じ“モノ”であるにもかかわらず、
人の役に立つ場合と、人の害になる場合がある。
この違いを生み出すものは、一体何でしょう?
…もし、“モノ”そのものが、
100%人の役に立つものと、100%人の害になるもの
の2種類に分かれているとしたら、
後者は、
とっくに私たちの間では使われなくなっているでしょうし、
そもそも、その事実が判明した時点で、作られることもないでしょう。
そして、前者だけが残り、
私たちの身の回りには、
“モノ”による事件や事故は起こらないはずです。
…でも、実際には違いますよね?
つまり、違いを生み出すのは、
「使っている“モノ”自体の良い・悪い」
ではなく、
使う側(私たち)の捉え方と使い方次第
ではないでしょうか
…と、ここまでなぜこんな話をしてきたのかというと…
実は、こうしたことというのは、
感情などでも同じことですし、
チャネリングをはじめとした、
スピリチュアルな知識や技術も同様だから
これらもまた、
使い方によっては人生を大きく好転させ、
その人が生きたい人生を謳歌するための強力なサポートにもなりますが、
一方で、極端に言えば、人を破滅に導くことも可能ではあるのです…
とはいえ、
スピリチュアルな知識や技術も、使う人の使い方次第
ですので、
過剰に恐れる必要もなければ、
逆に、「これさえあれば何でもできる!」と
過度に盲信する必要もない、と思います。
スピリチュアルだから、
目に見えない領域だからといって、
それだけで特別視することなく、
一旦、等身大で捉えた上で、
「自分の場合はどう使うか」を考える
ように心がけていきたいものですね
