「青春の扉-その境界 ①のつづき」
今回、彼女は自らとの激闘の末、本来の挑戦と失敗を経験しました。
また、その舞台を用意して下さった運営各位、部活動を支えて下さった先生方、
いつも見守り応援してくれた家族、そして競い合った仲間たち。
その大多数のお陰で今ここに立てていることに「感謝」の念を抱きました。
青春とは、そういうものです。
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ちなみに、
そんな彼女の激闘が、周囲にはほんの一瞬の出来事として映るでしょう。
でも、実際には、随分と以前から本人も無自覚に始まっていました。
恐らく、高校入学間もなく、概ね丸2年の激闘だったはずです。
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青春の扉は、誰にでも平等に与えられています。
しかし、その存在に気づき、自らの手でそれを開けなければ
若者の人生において本当に貴重で素晴らしい景色を見ることはできません。
またその扉は、ともすれば大変恐ろしいものです。
なぜなら、これまでの考え方や習慣を変える決意が伴うからです。
そして、扉の向こう側に行くことは、これまでの自分との「決別」を意味し、
彼女は、今回そのことにハッキリと気づいてしまったのです。
実は、これまで何度も「人に勝つ」ことでそれから逃れようとしてきました。
でも、高校生にもなるとそれはもう相当難しいのです。
そして選んだのは、「己に克つ」ことでした。
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この4日間。
彼女の他にも同様の選手が多数いたはずです。
競技結果に関わらず得られる感動や素晴らしい景色。
それらは全て、そんな選手たちの心の中に広がって、一生輝き続けるのです。
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川村選手に、心からのおめでとうを。
また、そんな素晴らしい選手に出会えたことに感謝を。
ありがとうございました。
完
