春ですね。


うちのうらの川べりの桜並木も八分咲きになりました。



で、昨日はとうとうというか、やっとというか、ついにというか


ムスコの保育園入園式でございました。



入園式もムスコの晴れ姿?も生でみれない夫のために


りっぱな姿をビデオに、カメラに、収めよう!と張り切って


ビデオ係にじいじを呼び寄せ、ちび太係りにばあばを呼び寄せ


5人で保育園に歩いていくことに。



9時20分ごろじいじとばあばがついたので、慌ててムスコに靴下をはかせて


黄色の通園帽子と紺色のスモックをムスコに着せ、自分もバッグやら手提げ袋


やらをわたわたと用意して、息子たちに靴をはかせ・・・。



出発前に玄関でぱちりと写真をとろうとしたのに、突然ムスコが


「ぼうし、やだ」


といって、帽子を脱いで下におとし、


「これ被らないと保育園いけないよ~?」


「かっこいいからかぶろうよ」



「かぶらない!!ムスコほいくえんいかない!」



はじまった。(;´Д`)ノ




まあいい。時間がないのでとりあえず帽子なしでかあちゃんと


写真をとろうとじいじにカメラをもたせたのだが、玄関のところで今度は


ふてくされて座り込んでしまって、たたせようとしてもがんとして立ち上がらない。




ああ、まったくもう!!ヾ(。`Д´。)ノ




そのうち、


「むすこ、これぬぐ」


と、スモックまで脱ぎだしたのであわてて


脱ぎきる前にとりあえずぱちり。



どうにもこうにもな毎日
スモック脱いでるムスコ




しかたなく、帽子もスモックも脱いで普通のかっこで歩いて


保育園に。





保育園につくと先にお友達のTさんとRくんがきていたので


受付の場所とか、クラス違って残念だとか言う話をしているうちに


ムスコ逃走。




広い園庭を走り回るムスコを、スーツにヒールのかあちゃんは追いかけることが


できない。



しかたなく、受付にかあちゃん一人でならんださ。


前後はみんなおかあさんとお手々つないだ真新しいスモックと帽子を被った


かわいい園児がちゃーんとおとなしく並んでいるというのに。



担任の先生に、「おはようございます。・・・あれ?」とか言われて


「すみません、○○○○です。子供がスモック着たがらなくて、今逃げ回って


つかまらないのでとりあえず受け付けしにきました・・・・( ̄_ ̄ i)」



「(^∇^)ああ、そうでしたか。あとで入園式のときにお名前呼んで前にでてきてもらうんです


けど、それもむりそうですかね。でも今あってないからお顔がわかりませんので


あとで教えてくださいね。」


「わかりました。すみません。うちの子ほんっとーに手がかかると思いますが


どうかよろしくおねがいします。」



まあ、ムスコのことはすぐに覚えると思うよ、先生・・・


内心「っちっ。」


とか思われてないといいなあ・・・・。






他の子は、みーんな先生と挨拶して、スモックに名札をつけてもらっているのに


ムスコは逃げ回ってるせいで名札ももらえない。





なんだか早くも前途多難だ。(-。-;)





どうにもこうにもな毎日
かあちゃんによりつかないムスコ





そのうちお遊戯室に園児と保護者があつまって、入園式と進級式?


がはじまるから集まってくださいとのアナウンスが。


まずい。(;°皿°)


やつを捕まえてスモックを着せなければ、ただ保育園に進入して


勝手に園庭で遊んでる子供になってしまう。




砂場で遊んでいるところを背後から近寄り、がばっと捕まえて


「つーかまえた!何してたのお?今からねえ、あそこで


面白いこと始まるって。これ着て、みんなと一緒のところに行こう!」



「おもしろい?」


「おもしろいおもしろい!」(^▽^;)



だまされてスモック着てお遊戯室まで一緒にいって、


靴を脱いだところまではよかった。



部屋の中に園児と保護者がぎゅうぎゅうになってるさまを見て


怖気づいたのか、


「むすこやっぱりいかない」




いやいやいやいやそういうわけにいかないので。(;´Д`)ノ




なんとか促して部屋の中に連れて行き、保護者の一番前の席にかあちゃん、


園児たちの群れにムスコを放つ。




しかし、どこにすわっていいかわからないムスコ。


そして名札がないのでどこに配置していいかまよっている先生たち。


そして、そんな兄ちゃんをみつけてすかさず乱入し、にいちゃんの横に


いつのまにかいるちび太。




「ちびた!こっちこっち!そこはちがう!ここ!ここだよ!!」



「くぉくぉ?」(ここ?)


「ここここ!!おいで!!」



そしてばあばに連れ出してもらう。



ムスコはどうやら年長組のところに乱入して、年長のお姉ちゃんたちを順番に


触って歩いて


「やめてよー」


とか言われているようだ。いかん。捕獲せねば。




先生に先ほど名札をもらえなかった事情を説明して、名札をやっと手に入れ


胸に着けてやる。


最初の数分は他のお友達の横に座らされてきょろきょろしていたムスコだが


そのうちお遊戯室から普通に出て行こうとするので、慌ててかあちゃんが


連れ戻して所定の場所に座らせるのだが、また出て行こうとする。


一度部屋の外への脱出に成功したのだが、担任の先生や他の先生に


捕獲されて、かあちゃんに引き渡された。



ほらね。


もうばっちり印象づけられたでしょ。(・∀・)



仕方ないので、かあちゃんのところにつれてきて、ひざの上に座らせたのだが


それもいやなようで、這ってでも外に出ようとする。


それをかあちゃんが足を引っ張って引きずってつれもどす。


暴れる。


他の方に迷惑なので、動きを封じようときつく抱きしめる。


ますます暴れる。かあちゃんに噛み付く。頭突きをくらわす。びんたを食らわす。



く・・・くそ。


こんな場所じゃなかったら、即刻かあちゃんの雷がおちるところだが


ここではそうはいかない。


できるだけ怖い顔をして見せるのだが、べしべしと顔をひっぱたかれる。


おぼえてろよ、ムスコ。(-_-メ




他の子はおとなしく座ってるか、おかあさんの横にじっとしているのに


どうしてうちの子だけこんなに暴れるんだろう・・・・


どこかおかしいのだろうか、と少しブルーになる。




そのうち式が始まり、園長先生の話が始まり、ムスコの暴れっぷりも


さらにエスカレート。


隣に座ってるおかあさんにムスコの足があたったりして


「すみません。ごめんなさい!」


と誤るも、薄笑いをうかべて返事をしてもらえず、



きっと、この子と同じクラスじゃないように、と思ってるに違いない・・・


とますますブルーになる。




ああ・・・・不安だ。この先がかなり不安だ・・・・。。(´д`lll)




式の途中で保育園の先生たちによるプチお遊戯が始まると


ようやくムスコがしずまり、笑顔が見られるようになって少し安心。


しかしそれが終わるとまたうだうだ言い出したので、


先ほど先生がやっていた手遊びをもう一度やってみると


ムスコが面白がったので、しばらくそれでごまかすのだが


3回目からはもう面白くないらしくて再び外に出たがる。



どうやら園庭で一刻も早く遊びたいらしいのだ。σ(^_^;)




そのうち、クラスの担任とクラスの子の名前発表が


始まった。


年長組みから始まって、呼ばれた子は前にでて並ぶ。



するとまだ年長組だというのに、突然ムスコが


「○○○ ○○○!!(ムスコのフルネーム)」と叫んで


前に出ようとするので


「(;°皿°)まだまだまだまだまだ!!まだだから!!」


と、今度は前に出るのを抑えるのに必死。



先生・・・・年少からやってくださいよ・・・・(T▽T;)


小さい子のほうが待てないよ。



暴れてるのはうちぐらいとみうけられたが、周りは


結構泣き出す子もいて、お遊戯室は泣き声の大合唱。


0歳児~2歳児もいるからね。





そのうちやっとムスコの出番になって、名前を呼ばれて


張り切って前に出て行ったむすこ。



おお。ちゃんと立ってるじゃないか。


ここで少し安心したかあちゃん。



全員そろったところで担任の先生についてお遊戯室を


退場していった。


今から保護者への説明と父母の会の説明があるので


その間は各教室にいくのだ。



大丈夫だろうか・・・・。(°Д°;≡°Д°;)




あとでばあばに聞いたのだが、お利口に並んでお遊戯室から


出てきたと思ったら、他の子は先生について渡り廊下?を


並んで歩いて教室に向かっていったのに、ムスコ一人自分の靴を


みつけて、勝手に履いて勝手に園庭に飛び出して言ったそうだ。



そして、ばあばと先生に捕獲されたんだそうだ。



って、何回逃走するつもりなんだあいつは。( ̄Д ̄;;





話が済んで、もう教室に子供を迎えにいって帰って


いいですよーということになり、息子の靴をもって教室まで


迎えにいくと、もう教室の中のおもちゃでみんなが遊んでいる。



先生のところにいくと、もうすでに顔を覚えられていて


「ムスコ君!おかあさんきたよ」


とすぐに呼ばれる。



やっぱりね。(;´Д`)ノ




そして先生と少しお話をしている間に


ムスコまたまた逃走。


しかも上履きのまま。





やっと捕まえて靴を履かせて上履きの裏を洗っているうちに、


ちび太とお友達のRくんとともにお砂場にいってなんだか楽しそう。




どうにもこうにもな毎日
砂場の脇のおうちに窓から入るムスコ(左)とちび太(みどり)



そこから軽く1時間ぐらい遊んでいたんじゃないかな・・・。


もうお昼だってのにさ、「かえらない!!」の一点張り。



「おかあさんもおばあちゃんもおなかすいたよー。かえろうよ」


「いやだ。かえらない。ごはんたべない。おなかすかない」



「うううう。。。」(-"-;A




そんなやり取りを何回かしていたのだが、もう限界になったので


荷物をじいじに、ちび太をばあばにあずけて、かあちゃんは


ムスコを引きずって帰る。



幸い、Rくんもかえる気になったので、二人で手をつないで途中まで一緒に


帰っていった。



「Rくん、ムスコのおうちでいっしょにかえろ。おいでおいで」




いやいやいやいや。そういうことはかあちゃんの意見を聞いてください。


Rくんママも着替えとかお昼ご飯とかいろいろやることあるんだから。



「やだ!Rくんもいっしょだの!むすこのおうちにかえるの!」



「RくんはRくんのおうちにかえるよ」


「だめだの!むすこのおうちにいくの!!」




Rくんとは赤ちゃんのときからの付き合いなのだが、一緒に遊びにいっても


あまり二人で遊んでいるのを見たことなかったので、お互い成長したんだなあ


とほほえましく思ったりもする。



が、今はいっこくも早く帰ってご飯が食べたい。



やっと家に着くと、ムスコがひとこと。



「あーおなかすいた。おかあさんごはんはやくちょーだい」







あのな。∑(゚Д゚)








月曜日からもう不安で不安でたまりません。