こんにちわ。


このブログの管理人、すふぃです。


すふぃというのは、学生時代のニックネームなんですが、


ブログのURL(http://ameblo.jp/sphinxnomusuko/) にあるとおり、スフィンクスからきています。


なぜスフィンクスか。


それは、学生時代、初めてパーマをかけてみたところ


もともとの癖毛と、堅い髪質から、ものすごくくるくるにかかってしまい、


シルエットがスフィンクスのようになってしまったからなのです。




スフィンクスっていうのは、いわずと知れた

頭が人間、体がライオンという想像上の生物

エジプト王家のシンボル的な存在だが、


このブログをみた夫


「ねえ。スフィンクスの息子ってなにになるんだっけ


























はあぁぁぁぁぁぁぁぁあ?

( ̄Д ̄;






かあちゃん「・・・・・何になるってどういう意味?」

夫     「エジプトの第なんとか王朝のとか?」




・・・・スフィンクスに息子がいたって話は聞いた事がないし

もしいてもたぶんエジプトのファラオになる事はないと思う。





ということで(だからどういうこと?)今日は新婚旅行の話の

続きをどーぞ。








さてさて。入国審査に引っかかる寸前の夫とかあちゃんは

意気消沈しながらも、やっぱり初めての外国にテンションも

高くなってきて、少々浮かれ気味になりつつもドイツの街を

散策するのでした。

夕飯は自由行動だったんだけど、海外初心者の夫婦

(英語は中学生レベル)が、自分達だけでレストランなどに

入れるはずもなく、



ドイツまできてマクド○ルドに入る。





外の公園で食べようと

「TAKE OUT pleaze」とか言ってみるものの、


通じない。(´□`。)



後で知ったけど、TAKE OUT は英語ではない(日本の造語)

らしい。


通じないので、結局トレーにのせられたハンバーガやポテトたちを

それぞれ抱えて外に出て、もそもそと食べる夫婦。

「・・・おいしいね・・・」

「・・・日本と同じ味だね・・・」



次の日から、英語ができない夫婦は刷り込みされたヒナのように

添乗員のオネエチャンにぴったりくっついて移動。

(情けない・・・)


とりわけ 

夫がオネエチャンにぴったり同行

(゚Д゚)こらっ




このあたりで自由行動1時間~なんてときにも

私は、「お義母さんとお義父さんのお土産 お土産!」

と、いろんな土産物屋を事前に地図でチェックして、効率的に

回ろうとしているのに、気が付くと夫がいない。


探している時間がないので、一人でお店をうろうろと物色して

歩き、途中ドイツ人のおっちゃんに日本語で「今夜どうですかドキドキとか

口説かれたりするのを「NO!」と断り、あーでもないこーでもないと

一生懸命商品を選び、やっとコレは、と思うのがあったので

そろそろ夫の意見を聞こうと夫の姿を、これまたあちこちの

店を転々と捜し歩いていると・・・・


一軒の土産物屋で、なかよく話す日本人カップル発見!



って、それはオネエチャンと夫ですから。

( ̄□ ̄;)!! ががーん




なんか、あれですよ。もう。

嫉妬とかやきもちとかじゃなくて、単純に


「なにやってんだよ!あほか!」って腹が立つというか。情けないというか。


でも、とにかく時間がないので引っ張ってきて、商品をみせて


「これ、お義母さんにどう?」 と、怒りを抑えて聞けば


「ふ~ん、いいんじゃない。好きにすれば」的な態度で。



ここが日本だったらおいて帰ってやる!!(-_-メ って気持ち、


分っていただけますでしょうか。


なのに、夫はなぜ私が不機嫌なのかわかってない。


後で本人曰く、「お前がいなくなっちゃって、近くに添乗員さんがいたからしゃべってた

だけだ。他意はない。なんでお前がおこってるかわからない」そうで。


ああ、そうかよ。


その後も、ツアーのご一行がぞろぞろと連なって歩いてるときとかも、気が付くと

オネエチャンと一緒にしゃべって歩く夫。

一人であるく私。


別にね、一人で歩く事もやぶさかではないんですがね、周りの視線がね。


「まあ、あそこ新婚さんなのに旦那さんは添乗員さんと一緒に歩いて

奥さんは一人で歩いてるわ。喧嘩でもしたのかしらね~」 的な視線なんだわ。


もう、恥ずかしいのなんのって。泣きそうでしたよ。情けなくて。

もう一組の新婚旅行カップルは片時も離れないのにね。

熟年カップルだって、常に一緒にいるさ。


でも屁理屈夫は「添乗員さんと話してたらいつのまにかお前がいなくなってた。

一緒にしゃべって歩けばいいじゃないか」

とか言うんですね。


いつのまにか、じゃねえだろ。

新婚旅行ぐらい、妻の歩幅にあわせろよ。

しかもオネエチャンには歩幅あわせてんじゃん。


付き合ってるときから夫は私にかまわずずんずん歩いていってしまうタイプで。

歩くのが早い夫に、最初は小走りでついていったりがんばってたけど、

つかれるのであきらめました。


昔わたしらと一緒にスキーに行った友達カップルも、

私をおいてさっさといってしまう夫に

「話には聞いてたけど、本当においていくんだね・・・」

とびっくりするほど。



そんなこんなで、ちっともラブラブではない新婚旅行だったけど。

喧嘩をしたら本当に台無しになってしまうので、

あまり感情的になりたくないかあちゃんはぐっとこらえた。



せめて仲良く旅行を終えよう。

文句は帰ってから言おう。

うちに帰ったら皿の1,2枚でも投げつけてやろう。



まあ、その崇高な決意のおかげで、なんとか喧嘩もせず、

それなりに楽しくすごした5日間もおわり、

やっと帰国の途につくことになりました。



つかれたけど、腹も立ったけど、でも楽しかったな~。

なんて思いながら、飛行機の狭い座席で

うつらうつらと眠ったような寝れないような・・。

やっと日本について、

「早く横になりたい~。日本食たべたい~。」

なんていいながら

空港で、荷物が出てくるのを待っていました。


ふと見ると、黒い犬をつれたおじさんがいて、

犬が人々の間をくんくんうろうろしてる。


海外ビギナーの私らは

「ペット連れて旅行に行った人」かと思った(アホ)けど


「麻薬探知犬」だった。

あ、知ってた?



へ~初めて麻薬犬みた~、と思って

いぬを見ていたら犬が夫に寄ってきた。


「案外人なつっこいね~」なんて言いつつ笑ってたが、

どうも夫の匂いをしきりにかいでいる。


添乗員のオネエチャン(やっぱり隣にいる)が、

「おうちで犬飼ってます?犬飼ってたり、

あと男の人でちょっと体臭がしたりすると寄ってきたりするんですよ~」



犬は実家にいるが、あまり関係ない気がする。

夫はきれい好きなので、体臭も人より少ない気がする。



犬に好かれるタイプなのかね~なんて笑って、日本の入国審査をする

ところへ行った。

ここなら日本語通じるから、何でも聞いてくれ!!


と大船に乗ったつもりでいたら、またまた夫


「すいません、先ほど麻薬犬があなたに興味をしめしていたので

荷物を調べさせていただきます」











どーん 

 ∑(゚Д゚)




そうだったのか・・・犬になつかれてるのかと思ったのに

犬に疑われてたとは・・・・(気づくの遅すぎ)




「すいませんが、財布のなかをしらべさせていただきます。

 靴も脱いでもらえますか。」



うわぁ~、徹底的に調べられております。


「今回のご旅行の目的は」



どうみても新婚旅行だろ。

それとも、旅行中の妻のただならぬ殺気を感じとったか?


「旅行先で知らない人からなにかものを渡されませんでしたか?」


疑われております。薬の運び人に疑われております。


日本に入国できるのかあやしくなってきた。


そうなったら、私は無罪だと主張しよう。


そして一刻も早く布団で寝よう。




幸いにも、疑いははれて無事に入国できました。

もう周りには一緒にいったツアーの方々はいない。

お仕事上、添乗員のオネエチャンだけは待っててくれた。


「いままで添乗してて、行きも帰りも入国審査につかまった人は

はじめてです。」にっこり。(‐^▽^‐)



おっとぉぉぉぉ・・・・。

なんなんだ、お前はいったい。




その後、夫はさんざんかあちゃんに悪態つかれた事はいうまでもないが

離婚されなかっただけ感謝して欲しいと思う。





~完~




まあ、今となっては笑い話だけど、あの時は本当に

この先やっていけるのか真剣に考えた。(夫はきっと知らない)


あ、このブログ夫も時々みてるんだった。

まあ、過去のこと過去のこと。(・ω・)/



今は仲良くたいした喧嘩もなく、かわいい息子にまで恵まれて

幸せにくらしているので、よしとしましょうって話だ。


今更昔の話を掘り返してどういう気だと夫に問われれば


それは息子に語り継ぐためです



と言って開きなおる用意はある。



顔も性格もなんとなく夫に似ている気がする息子だけど

こういうところは似ないで欲しいと切に願う母心。






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