※この内容はあくまでも個人の意見です。
本日、マリウスくんが12/31のカウントダウンライブを以てSexyZoneを卒業し、ジャニーズ事務所を退所することが発表されましたね。
私は、この発表を聞いた時、『卒業』という言葉に強いインパクトを感じました。
『卒業』って女性アイドルだと今では普通に使われますよね。そして卒業したアイドルたちは大半が女優にチャレンジしてみたりと芸能界という学校内で『内部進学』していくイメージ。あるいは、芸能界とは違う道を目指して『外部進学』イメージ。
対してジャニーズはあまり卒業という言葉を使ってるのは見たことないなという印象。グループ脱退、退所という表現が一般的です。
例外として過去にジャニーズjr.で人気を博していた小原裕貴さんが卒業セレモニーをしたくらいでしょうか。ジャニーズjr.の場合は退所しても特に通知はなく、サイレント退所です。なんか最近あの子見かけないなーとか思ってたら、そっとプロフィールページがなくなってて、「あ、退所したのか!」みたいになります。
ジャニーズjr.を卒業するという形ではふぉ〜ゆ〜があげられます。舞台や俳優業で活躍している生田斗真さんや風間俊介さんらもやはりジャニーズjr.を卒業しています。小原さんの例を除き、ジャニーズでいう卒業って例えれば上にジャニーズ大学というのがあって、最初は付属中学や高校に通うんだけども、ある態度実績を積んだり年齢を重ねるとジャニーズ大学に内部進学するってイメージが強いです(あくまでも私見ですが)
デビュー組はどうか?
調べてみましたが、近年グループを抜けることに卒業という言葉を使ったグループはなかったと思います。来年5月末に退所するキンプリの平野くん、神宮寺くん、岸くんも脱退という言葉でしたし、グループを抜けた後もジャニーズに所属してソロ活動しているHey!Say!JUMPの岡本くんもやはり卒業ではなく、脱退という言葉でした。他にもNEWS、KAT-TUN、関ジャニ∞も幾度となくメンバーがグループから脱退していますが、卒業という言葉は見受けられなかったと思います。
このように、ジャニーズにおいてデビュー組では内部進学、外部進学関わらず卒業という言葉は使ってこなかったことがわかります。(もし使ってる事例があったらごめんねごめんねー)
そんな中、今回マリウスくんが「卒業」という言葉を選んだのは、特別な思いがあったからなんじゃないかなと思っています。
卒業という言葉は決してネガティブワードではありません。卒業って本来は祝うものですから。「大学卒業残念!」とは言わないですからね。みんなと離れるの寂しいから卒業するの嫌だーってのはあるかもしれませんが、卒業すること自体は学問やその道をきっちりと修めたことを証明するものですから。単位を落としたら卒業できませんしね。
だから、マリウスくんがグループを抜けることにネガティブな意味合いは少ない印象です。もちろん寂しいし、これからも5人でいてほしいという気持ちがないと言えば嘘になりますが。。。
11歳という当時史上最年少デビューを果たしたマリウスくん。きっとデビュー当初は子どもゆえの悩みや葛藤がたくさんあったと思います。デビュー曲のMVを見るとほんとに天使のような可愛らしさがありました。
そんな幼かったマリウスくんが今、海外の大学でさまざまな勉強に打ち込む素敵な学生になっている。
それってすごいことだと思いませんか?
大きくなっていろんな世界を知って自分の新しい夢を見つけたマリウスくんを応援したいと4人のお兄ちゃんたちメンバーが思うのは必然のような気がします。
背中を押す、押しながらも一緒に並んで歩く。
本当に素敵なグループだと思いました。
応援しようという気持ちが、卒業という言葉につながったのかなと。マリウスくんはいわばセクゾOBみたいな感じで(最年少だけど)、これからも5人の関係性は続いていくんだろうなと。お互いに夢に向かって切磋琢磨していく、そんな関係がいつまでも続いていくんだろうなと思うと、胸がいっぱいになりました。
そして何より、マリウスくんは「アイドルになったことを後悔したことはない」ということを言っていて、だからこそ卒業という言葉を使ったのかなとも思っています。
カウントダウンライブ、最初で最後の5人での舞台になります。残念ながら会場に行くことはできませんが、全力で応援したいと思います。