ただいま放映中の映画『月の満ち欠け』

生まれ変わりをテーマにした作品で、SnowManの目黒蓮くんが三角哲彦役で出演しています。




・あらすじ

  小山内堅は、妻・梢と小学生の娘・瑠璃との3人暮らし。ある日、娘の瑠璃が原因不明の高熱に苦しむ。1週間ほどで瑠璃の熱は下がり、安堵したのも束の間、その高熱を瑠璃は奇妙な言動を起こすようになり、ついには一人でとある場所に向かうようになる。

 瑠璃に一体何があったのか。瑠璃の行動の真意は?そして、瑠璃の中にいるのは、、、誰なのか


・感想というかなんというか

  生まれ変わりをテーマにした作品ということで、ファンタジーな内容もあるのですが、これを読んだ後は生まれ変わりを信じてみたくなりました。

 前世の記憶を持っているとされる人が時折発見されますがあながち嘘じゃないのかも、と。

 そして生まれ変わりにロマンチックというよりも、私はこの作品では感動と共に、少し切なさを感じてしまいました。ネタバレになるので詳しくは言えませんが。。。もし、自分の子どもがいきなり奇妙な行動をしだしたら、自分はどうするだろうと考えた時、きっと動揺してすぐにはそれを受け止められず、それこそ小山内みたいになるんだろうなと思いましたし、そう考えると梢は立派だなと思いました。

 


・仏教と生まれ変わりについて

 むかーし、大学生の頃に仏教の授業で生まれ変わりについての仏教の考えを習ったことがあります。

 仏教では生まれ変わり=輪廻転生はあまり良い意味でなさそうなんですよね。本当に現世で真っ当に生きると次は輪廻転生から抜け出す=解脱をして極楽浄土へ進めると習いました(宗派によって違う気もしますが、あくまでうちの大学の宗派ではそう言った教えの模様)

 しかも、輪廻転生も今回人だったから次回も人にわけでもないのが怖いなと当時は感じたものです。

 私は今の人生、真っ当に生きてないのでおそらく解脱はできないし次は人じゃない気がするな。。。

 むしろ地獄行きかな。