読んだことはなくても、ほとんどの人がこのタイトルを知っているはず。筒井康隆さんのSF小説『時をかける少女』。アニメ版は何度か金曜ロードショーで放送されてるのを見たことあるぞ笑。

ただ、アニメ版は原作から約20年後の世界で主人公は原作の主人公の姪っ子という設定なんですよね。それも小説読んでから知りました⇦


今までも幾度となく映像化されている作品です。

2016年にはSexyZoneの菊池風磨くんが主要人物である深町翔平として、NEWSの加藤シゲアキさんが担任の先生・矢野和孝役でドラマにて出演していました。

後述しますが、ドラマ版を見てから読んでみるとかなり驚かれると思います。


余談ですが、わたしが時をかける少女を読もうと思ったきっかけは、乃木坂46の鈴木絢音ちゃんの握手会に行った際、好きな作家さんを聞いた時に筒井康隆さんだと教えてもらったからでした。

鈴木絢音ちゃんは乃木坂46の中でも本好きな子として知られています。


・あらすじ

 主人公の芳山和子は、幼馴染の浅倉吾郎、深町一夫と理科室の掃除をしていたところ、ラベンダーの香りを嗅いで気を失ってしまう。

 その三日後、和子のまわりでいくつか事件が起きるのだが、ピンチになった時、和子は時間を逆行して前日の朝に戻る。

 和子は知らぬ間にテレポーテーションとタイムリープの能力を手に入れて入れていたことになるのだが。。。


・感想というか解説というか

気づきましたか?2016年版ドラマだと主人公の名前が和子から未羽へ、そして風磨くんが演じた役も一夫から翔平に改名されているのです。なぜなのか調べてみようとしましたが出てきませんでした😭


そして、読んだ後最初に出てきた感想は「え!?こんなに短いの?」でした(電子書籍で読んだものでページを気にしてなかった)。本当にサクッと読めてしまいます。


SF小説ではあるのですが、恋愛小説でもあるのではないかと感じました。電車で読むとうっかり泣いてしまうかもしれません。