恋人と別れた後、図書館に通う頻度があがりました。それは一人になったことで図書館に行く時間がたくさんできたことと、読書を重ねるうちに読むスピードが速くなってきたからです。高津図書館にはとってもお世話になりました。通ったのは1年ちょっとの間でしたが、たくさんの本をお借りしました。


恋人と別れてすぐに私は引っ越しをしてしまったので、高津図書館に行くことは無くなってしまいましたが、それでもやはりたまに行ってみたくなる時があります。懐かしく思います。

あの時、あの場所に住んでいなかったら、そして高津図書館がなければ今こうして読書が趣味にしようなんて思い付かなかったし、たくさんの本と出会うことはできなかったので、とても感謝しています。


そして現在。私は図書館に行くよりも本屋さんに向かう回数が増えました。今の家の近くに図書館がないというのもありますが、本を買うようになりました。電子書籍も買うようになりました。通販でも書いまくっています。パチンコしていた頃はあれほどまでにパチンコ以外にお金を使うのが嫌だったのが嘘のようです。ギャンブルは勝てばお金が増えるけど、負ければ何もなくなりますが、本は違います。たった1冊の文庫本を買うだけでたくさんのものが得られます。ラブストーリーならドキドキを、サスペンスならハラハラを、冒険ならワクワクをというように、たった1冊で、自分の好きな本を選んで楽しむことができるのです。


たまに、もっと早く読書の魅力に気づいていれば生涯で読める本の冊数が増えていたのにと考えることがあります。

だけど、私の場合はギャンブルや元恋人とのことを経て辿り着けたからこそ、今こうして読書を楽しめた、読書に出会うタイミングはあの時が一番ベストだったんだとも思います。


これから何年生きられるかわかりません。

二人目が生まれてまだまだ手がかかるので、図書館に通っていた頃よりも読書の時間は取れていません。一人目もめちゃくちゃかまってちゃんなので手が掛かります。


読書にハマったのが遅いからこそ、読める時間を大切に自分の気持ちに向き合って自由な読書を楽しみたいと思います。