恋人が病に侵される系(系?)の恋愛小説って今までにもたくさんあって、まさに悲恋系では王道なのかなと思うのですが、やはり泣いてしまうものですね。


発行部数70万部突破(2022年3月時点)のベストセラー『桜のような僕の恋人』も、恋人が病に侵されてしまう系の一つ。少し前にSexyZoneの中島健人さんと、松本穂香さん主演で映画化もされています。

ちなみに私がこの小説を知ったのは、まさにケンティーこと中島健人さんのファンだから笑。

25時間かけてアクスタ買ったよ!(突然の告白)


ケンティーが出る映画の原作ということで何気なく手に取って読み始め、終わることにはもう涙が止まらなくなっていました。


一目惚れした女性をデートに誘い、デートしてる際に夢を追いかけることを後押しされる主人公。

そしてふたたび夢を追うことにした主人公は、女性に改めて告白し結ばれます。

しかし、幸せな日々はそう長くは続きませんでした。彼女は病に侵されるのです。その名も「早老症」。文字通り通常の人よりも何倍も何十倍も早く年をとってく病気です。

恋人と同じように時間を重ねていけない、自分だけが早く年をとっていくことに絶望した彼女は、主人公と身も心も結ばれた翌日、主人公の前から消えて連絡も断ち切ります。外に出るのすら怖くなり、部屋に篭りっきりになる彼女。


彼女の病気のことを知らされていない主人公は、当然何度でも連絡をし続け、、、ってもうこれ書いてる時点で思い出して泣く。どれだけ拒否されても好きで好きでたまらない感じがもうね。彼女が主人公からの連絡を完全に断ち切るために振る舞うシーンは読んでいて辛かったです。好きなのに一緒にいられないって本当に辛い。


そして彼女の病気のことを知った主人公がとった行動は。。。二人は再び会うことができるのか。。。


ちなみにケンティー自身は自分が主演に抜擢される前から原作のことは知っていて、ファンだったようです。さすがラブホリ!!(何が?)