ホラーも好き!でも胸キュンも好き!といった欲張りな想いを叶えてくれる小説があったら?と考えたことはありませんか?⇦???


あるんですよ!!ホラーと胸キュンどちらも味わえる小説が!それが「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』という小説。


現在は12巻まで出ています。

丸の内っていうと華やかなOL!一流企業!なイメージですよね。もちろん主人公である新垣澪が務める不動産会社も一流企業です。

そんな一流企業の中でも、新垣澪の配属先はちょっと怪しげな部署。そう、澪が一流企業に採用された理由は、「見えちゃう」からなんです。いや、もはや見えるだけではないんですよ。幽霊と話をしたり、なんなら触れたりもできるんです。その体質を活かして幽霊物件を調査するのが澪たちの場所です。


そして澪のことを迎え入れてくれるのが上司の長崎次郎。この人がクールを絵に描いたような男なのにキュンとさせてくるんですよ。特異体質のせいで怖い幽霊に狙われがちな澪を守ってくれます。そしてクールなのに澪に対する態度に優しさ滲み出ているのもポイント高い。こういう上司いたら確実に惚れますね。澪との関わりの中で少しずつ次郎にも変化が生まれるのですが、それがとても良い。

澪と次郎の関係は今はあくまで上司と部下ですが最終的にくっついて欲しいとすら思っています。


あ、ちなみに出てくる幽霊の描写は半端なく怖いです。もうめちゃくちゃ怖い。描写が巧みなので頭の中で幽霊の姿や行動が簡単に想像できてしまって、毎回毎回怖い幽霊のイメージを更新中です。なぜそんなに怖く書けるのか作者である竹村先生にお伺いしたいくらい。夜中読むのは絶対お勧めしません。私は最初夜中読んで寝られなくなりました⇦

でもこの容赦なき怖い描写があるからこそ、胸キュンシーンが際立つというのはあるかもしれません。