昆布というと、昆布の佃煮。を私は思い浮かべますが、皆様は何を最初に思い浮かべるでしょうか。
 
白飯に、昆布を詰めて、海苔で巻いておにぎり、最高です。
 
特に海苔が好きですが、今回は昆布の話です。
 
 
 
(写真ACより、北海道のマコンブの写真だそうです)


おでんなどで、煮物で柔らかく似たものも美味しいものであります。

出汁としてもよく使われ、我らの和食にはなくてはならない存在ですね。

その昆布ですが、我が国日本は、昆布の種の多様性がかなり高い有数の地域だそうです。
 
どんなものがいるかは、
 
国立博物館のページで、イメージつきで、見られます。
 
国立博物館

 

 

 
昆布は、北海道近辺のあちこちで、いろいろな種類がいるようです。
 
国立博物館の日本の固有種で、海藻のページがありまして、そこを探してみると、コンブモドキ、チガイソ、マコンブ・・・などが載っております。
 
我が国の海で、昆布は日本の固有種もこうして多いです。
 
これらの昆布の祖先はどこか、いつから何が出て来たかなどは、古い時代に遡るようですが、解明の途中が多いようです。
 
昆布の先祖は、下にある資料Into the Blueでは、1億年前、我が国周辺とかから広まったとか、wikiでは北東太平洋に確認出来るので3200万年前とか。
 
wiki
Kelp

 

 

まだ未解明のことが多いそうで、こういう古い起原や祖先を探すのも、面白いかもしれません。

 
固有種が多いところは、我が国と太平洋を挟んで反対側にある、カリフォルニアのほうも多いようです。
 
何かこういう分布や多種多様な種類が存在するのにも、いろいろ面白いことが眠ってそうですね。
 
カリフォルニアのほうも、今、昆布が減少し、サケが減少しと言われており、海の保護区も進められており、我が国もひとごとではないことであります。


我が国で、一般的に、利用されている有名なものは、マコンブです。
 
つくだ煮とか、出汁とか、とろろ昆布としても我らは日常食べています。

こちらも固有種。

日本の海にもいたかもしれない、いわば古代の祖先から来た存在を。

そこらへんのただの草、ではない。(私の感覚)

その固有種を、日常、食べて利用したり、我らは普段使いして来ました。


現在、昆布イニシアティブということで、昆布の森の再生や保護が行われています。
 
Kelp Forest Alliance

Kelp Forest Challenge


2040年までに100万haのケルプの森を再生、300万haのケルプの森を保護する取組が進められていますが、今の進捗などが、こちらのページで見れるようになっています。
 
世界でも韓国が多く、次いで日本が多いですね。
 

 
国連のページで、昆布、海藻のことですが、こちらのサイトも参考になりました。
 
 
 
ここから、こちらの報告書を読んでみました。
 
 

INTO THE BLUE Securing a Sustainable Future for Kelp Forests


United Nations Environment Programme (2023).

Into the Blue: Securing a Sustainable Future for Kelp Forests. Nairobi. 
 
 
昆布の減少が言わており、昆布再生の取り組みは、こうして世界各地で取り組まれています。
 
報告書では、昆布は、足元に波を止める微小空間を作ったりし、生き物が暮らしやすくなったり、守ったり、生息地を提供し、窒素やリンを除去して海を綺麗にしたり、沿岸の防波堤の機能も持ち、嵐にも波の軽減をしたり、また、二酸化炭素を吸収し、酸素を出すので、貧酸素海にも酸素を供給したりすることなどが書かれていました。
 
海洋酸性化には昆布はある程度強いそうですが、窒素やリンなどを浄化し、ペーハーを下げることで、他の生き物たちが暮らせるようになる可能性も持っているようで、そういうスポットがあるということは、田尻湖でもそうですが、魚たちには重要なのでないでだろうかと思います。
 
昆布というのは、のびて、鞭でしなる、むち打ちすることで、他の生き物をよせつけないとか、興味深いことも書かれていました。

炭素除去と炭素貯蔵とも関わり、昆布が再生することで、温室効果ガスの吸収も期待でき、気候変動対策の役割も果たします。
 
そうした場を再生することで、生態系の保全にもつながります。
 
ですが、今の状況は、温暖化、海洋熱波、気候変動による極端現象、海洋酸性化、乱獲や開発などでの自然悪化、富栄養化、水質悪化、汚染、堆積、海洋の暗化、乱獲、外来種、病気などのさまざまなストレス要因にさらされており、そういう複合要因からの悪化、悪化からの悪化などというジレンマというか。
 
そのため、養殖も盛んに行われています。
 
けっして、楽観視は出来ない状況ですが、昆布はこういう取り組みが行われています。
 
 
そうして、今後、酸性化や温度上昇により、海の環境は厳しくなりますが、昆布のところだけ、魚などは暮らしやすい環境を作れるかもしれない。昆布があれば、波を吸収しますし、穏やかな空間になり、生き延びることが出来る空間になるかもしれないとも思います。
 
た。これは、海草、アマモなどの藻場もそうだろうと思います。

またブルーエコノミーの基盤であり、我らの食料、観光、経済、文化などの経済的役割も向上、今後の経済の持続と維持にもなっていくのにもつながっています。
 
 
そういうことで、気候変動対策などもして行かねばなりませんが、開発や廃水や開発、乱獲なども原因からもあり、カリフォルニアやオーストラリアのほうでも見たのですが、廃水や富栄養化、汚染なども下げようとされているようです。
 
気候変動は難しいことですが、排水や汚染、開発などは人間側がコントロール出来ることですね。


そんなに良いのなら、全域に増やせと思うでしょうが、これも、たとば昆布だらけにした場合、暗くなってしまうとか、他の種が増加とか、外来種がとかもあるようです。
 
うちの近所の海も、何か足りないので、海草はあるものの、アメフラシが異様に打ち上げられているのを見たりすると、あり過ぎでないか?と思う時もあります。
 
何にせよ、消えてしまえば、防波堤や栄養塩除去、さまざまな生物の生息地などとなる昆布は、沿岸系への影響も心配になります。
 
我が国も世界有数の昆布の種類が豊富な海であり、また、固有種もいるところです。

我が国の周辺から固有種の存在が厳しくなっていくのは多大な喪失につながることと言えます。

これからまだまだ、我らは適応もいろいろな対策なども、進めて行かねばなりませんが、何とか、昆布も守って行きたいものですね。
 
 
 
こちらのサイトでは、海藻のほか、マングローブ、サンゴ礁のことなどが載っております。とても綺麗なサイトです。
 
 
 
また、アフリカの砂漠に緑の回廊を植えると言うグリーンウォールが有名ですが、海でもアフリカの西インド洋に海の保護区でサンゴ礁や藻場などを再生する「グレート・ブルーウォール」もあります。


GBD

 

 

ここでは200万平方キロメートルの海洋を保護し、200万haのブルーカーボンと生態系を再生するそうです。
 
ここでは200万人の雇用も目指しているとか。海の保全や再生は雇用にもつながりますね。
 
前の記事・・・
 
公海のエリアの保護区のニュース
 
牡蠣とか
 
 
 

 


 

 

ブログランキング参加中


ぽちっと応援していってくれたら喜びます。

ブログランキング・にほんブログ村へ


人気ブログランキング
人気ブログランキング

他のサイトに飛びますので、戻るか出るかしてくださいね。

・・・・・・・
カテゴリも参加中
にほんブログ村 その他日記ブログ 備忘録・メモへ
にほんブログ村 科学ブログへ
にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ
にほんブログ村 その他日記ブログへ
環境問題・保護ランキング

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

お読みいただきありがとうございました。