EUグリーンディールで、2030年までに農地の少なくとも10%を多様性の高いエリアにすることを目指します。
現在は5%ぐらいまで達成しているようです。

 

EU

 

 

 

EUの農業生物多様性戦略

Enhancing agricultural biodiversity

 

 

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そういうことで、農地の端や間に、半自然か、自然などの景観を入れるような取り組みが行われています。

 

 

そこで良い例はないかと探したのですが、あまり引っ張って来れるのがなく・・・

 

前に書いた畔や縁と同じ記事みたいになりますが、緩衝帯、帯や花帯、河川の木々、岸、土手などです。

 

 

 

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wiki

 

Buffer strip

 

 

 


By Natural Resources Conservation Service (NRCS) - U.S. Department of Agriculture, Natural Resources Conservation Service – From National Conservation Practice Standards: "Contour Buffer Strips; Practice Introduction." Practice code 332., Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6262137







By USDA - USDA http://www.ia.nrcs.usda.gov/news/successstories/successstories.html, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3900574


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こちらなどでは、農薬を浄化、生息地の連続性、生物回廊、生物多様性の向上、ミツバチなどの生息地、空気の改善、水質の改善、栄養素の改善、天敵を加増させ害虫防止効果、風食防止、土壌浸食防止、川の冷水効果・・・などの効果が期待できます。


草地、川岸、川の土手、畔、畑の縁、湿地~森林などまで


ミツバチの生息地、チョウ類の生息地、餌場、その他の生き物の生息地改善もあります。

 

~気候変動、炭素貯蔵

 

 

 

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こちら、千葉県の耕作放棄地の再湿潤化です

 

気候変動適応情報プラットフォーム

 

 

 

期待される効果

脱窒反応によって、栄養塩の除去が進み、水質浄化

水生動物、沈水植物の増加

希少種、生物多様性の保全・・・など

 

 

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調べてみたら、日本でもすでに検証されているのがありまして、

 

農研機構

草地緩衝帯による地下水水質の保全

 

30m、とありました。

 

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こちら、EUの花粉媒介者を守るための対策などが書かれているサイトですが、こちらのほうも、図で分かりやすく書かれています。

 

 

 

 

こちらも周り何M、生垣など、生息地を取る考えが示されています。

 

 

 

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前に書いた記事で、畔の記事がありましたが、縁や農道の周りなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなのもありました。良い田んぼの写真

 

 

 

 

 

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アメリカもこういう間に10%草地を入れることについて書かれていました。

 

アメリカ農務省、USDA

 

 

 

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日本も現在でも狭い隙間で田んぼだけがずらー。

 

ただもう、収穫だけ一点しか考えないで、田んぼが並んだ広大な農地にしてしまったと思います。

 

 

絶滅危惧種の7割8割が田んぼ由来という話も。

 

 

 

 

 

 

日本もこういう農地の多様性の保護や回復をして行かねばならないのでないでしょうか。

 

 

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バードライフインターナショナルも、農地の間では10%と言及されています。

 

 

 

 

 

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つまり、前にもちょっと書きましたが、これは私の持論ですが・・・350mなり250mごとに、碁盤目のように、30mなりの自然地帯を入れて行く、ということでないかと。数mでも、100mでもいい。1キロ、3キロ、5キロなども・・・

 

人工地は。我々の住居地帯もそうでないでしょうか。

 

碁盤みたいにキッチリでなくてもいいとも思いますが・・・

 

古い考えを、生態系の構築など生物学的な要素を入れて行かねばならないのでないでしょうか。

 

今後、我々が生存可能な状態に。

 

 

 

前に書いたものでこういうのも。

 

 

 

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コリドーや保全緩衝帯について、アメリカの農務省のガイドでこういうのもあります。

 

1400もの論文から作られているそうです。

 

USDA

 

 

 

 

 

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グリーンベルト、ヤマネコのネットワーク、カワウソのブルーネットワークなどをされているドイツの自然保護連盟のサイトです。こちらにもハンドブックがあります。

 

BUND

 

Grüne Infrastruktur schaffen: Handbuch Biotopverbund zeigt wie es gelingt

 

 

 

 

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今まで書いて来たものが、だんだんつながって来ているような感じがしまして、私、覚醒して来ました。

 

 

日本はまだ、でしょうか。日本も、はやく覚醒してもらいたいです。

 

 

 

言わずもがなですが、これだけでは足りません。

 

今までも生息地の保護、種の保護、昆虫基本計画、生態系ネットワーク、全自然再生計画、など、書いてきました。詳しくは前記事などに出ております。

 

ただもう、農地も考えに入れて行動せねばならないと思われます。

 

 

今までも見て来ましたが、具体的な例など、また出来る限り見て行きたいと思っています。

 

 

 


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お読みいただきありがとうございました。