トランプの悪夢が来ました。

 

正直、これからどうなるのか?と思いました。

 

そこで、現状、私も忙しく忘れがちであるので、どうなっているか?を再確認しました。

 

とりあえずの現状認識としては、残り、どれぐらい排出出来るか?というと、今の排出のままでは、1,5度に押さえるまでは残り、4000億トン。

 

1-09 CO2累積排出量と気温上昇量の関係 | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

 


 

世界の排出量は増加😢していて2023年には570億トンになっています。これも年々、増加しています。

 

2023年の温室効果ガス排出量、過去最多 今世紀中に「気温3.1度上昇も」とUNEP警告 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

 


 

残り、4000億トン(2023)として、年々、570億トンも出して行くと、あと6~7年ぐらい・・・

 

猶予はまだ・・・あるのはあります。

 

1,5度内に収めるのはあと数年。ここ2,3年の行動が大きく影響するだろうと言われていました。

 

しかし、トランプ。

 

エエエエエ?


果たして、今後はどういうことになっていくのか?

 

気候変動のことに関しては、だいたい出てきています。

こちら環境省の

 


IPCC 第6次評価報告書の概要 ー総合報告書ー (2023 11月分)

P16

 


分からなくなったら、この資料もここで何度か使っていますが、見るたびに、なるほどと思わされることが書かれています。勉強になります。

 

熱さ、強制移住、氾濫、沿岸域の洪水、暴風雨による損害、インフラへの損害。海、川、陸域の生態系への影響。


強い降水の増加、氷河が消える、海面水位の上昇、海の酸性化、極端な熱さの増加・・・・

 

確かにこの通りになって来ていますし、世界中で、我らもそうですが、極端な洪水や氾濫などが顕著になって来ました。

 

 

具体的に、我ら日本には何がどう出てくるでしょうか?

 


環境省

気候変動影響評価(気候変動の科学的知見)

 

この中に詳しく書いていますが、このパンフレットが一枚で見やすいかと。


パンフレット『気候変動で私たちの生活はどう変わる? ~気候変動影響評価報告書~』

 


 

これを見ると、あらゆる面に変化が来そうです。

大きな変化は、農業。果樹、害虫、雑草。自然林、二次林。個体群の分布。洪水、海面上昇、高潮高波、海岸浸食、土石流、地滑り、暑熱の死亡リスク、熱中症、自然のレジャー観光業・・・・

 


 

こちらも参考になりました。

地球温暖化の影響予測(日本) | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

 

 

2100年度末に、海面60cmぐらい上昇、海岸85%消失・・・

 

2100年度末までの予想ですので、そこで止まるという意味ではなく、その後も続くということです。

 

トランプになった場合、気候変動は嘘と言うだけでなく、脱炭素の政策までも捨てたり、むしろ妨害すると言われています。

気候変動が嫌いなのではなく、背後に石油産業などがついているからです。

 

というわけで、あともう数年ぐらいしか、猶予はないし、危機的な状況へ進んで来ました。相変わらず、減少はせず、最高潮になり、なおも増加し続けています。

 

当選確定の日のNHKのニュースでは、世界が極右に降り切れている、とか、そういうメッセージを寄せた若者もいました。

ちょっと詳しくは忘れましたが、こういうことを言ってたと思います。

確かに。その場限り、己の利益だけ、他人を圧倒して奪えばいいという思考になって来ている。

世界中で相争って自然開発したり、パキスタン、スペインみたいに洪水に遭いながらも、己だけのことしか考えてない。

そんな人々が増えている。

民主主義と言うより、世の中が人を犠牲にしても、己を優先するという世界になろうとしている。

 

己だけが先に利益を手にしたら良く、人にリスクを負わせるやり方。

 

アメリカも、極右に。

人も大統領も、そもそも己優先だけしか考えられないようになって来ている。

 

2100年と言ったら、あと、70年のことです。

 

私もどうしたら良いのか、悩みました。

日本も石油がーと言い、石油を使う世界に逆戻りする、のでしょうか?

 

それで、外に出て、山々を見ました。するといつもある山の緑が青々としていて、空も秋晴れでした。

鳥も良い声で鳴いていました。

とても美しいですし、鳥もいつも必死で鳴いて、可愛らしいものです。

 

もう、これを見たら迷うこともなく、答えはすぐ出ました。矢でもアラレでも降って来ても、この世界は失ってはならないものと思いました。どういう崩壊をしようとも、最後まで出来ることはすべきと。

 

それでも、世界はもう極右化し、石油時代に戻る、そんな流れになって来るのでないかと思いました。

でも、それは本当にそれが得になるのか?それもまた違和感を感じました。

 

高温、気候の異常が顕著になって来ている今と、やはり自然環境も人も危機となります。

アメリカも山火事、洪水、干ばつ、ミツバチ減少で、決して良い状態ではありません。

気象災害もこれからまだまだ増えて来るでしょう。

 

また石油が出て来て60年ぐらい。遠くからタンクローリーで移動が必要で、出し入れも大変手間がかかります。

その場で手軽に発電し、機械を動かせるのは、利便性は高いものです。

太陽光パネルも、腕時計ぐらいコンパクトで能力が高くなり、また素材も自然に帰るもので、ゴミ化もしなくなったりしたら、その場で手軽に発電出来て、利便性もあります。

私の腕時計もソーラー電池で一度も電池交換したことなく、10年以上使っています。

電池なら、その間の電池交換のコストがかかりますが、この経費が不要なので安上がりですし、一度も止まることもありません。

こういうことだろうと思います。

 

 

もし気候変動がなくても、石油製品も、より便利でより良いものへと変わるのが運命だったのでないでしょうか。

車もパソコンも、変わるというのは、より良いもの、優れたものが現れて、変わって来ました。

 

プラゴミも海の魚より多くゴミとなって積み重なっていますし、マイクロプラの汚染もあります。

 

車でも車体が太陽光で充電したりして、エネルギー補充の手間がなくなれば、永遠に走らせられる良い車になります。

世界はそうした、良いものへの転換を望んでいるとも思います。

 

未来を考えたら、石油でなくても良い未来はある。

 

 

遅かれ早かれ、石油の時代は、より優れたものに変わった、のでないでしょうか。

 

私は経済も素人ですが、経済面から考えても、この波は続くのでないかと思いました。

新エネはまだまだ不便で、改善の余地はあるとはいえ、改善すれば新しく取って変わる実力は秘めています。

昔のブラウンテレビもブラウン会社もあったでしょうが、液晶テレビに、電話も今はスマフォに変わっています。

 

 

だから、脱炭素に乗り遅れるということは、経済から考えても得策ではないと思いました。

 

だから、世界的にも新エネへの動きで、削減はされて行く流れにはなって行くでしょうから、脱炭素の可能性へ向かって行くには違いありません。

それが、我々の自然環境を守ることにもつながります。

こちらも我々の生命維持装置です。温暖化の今、吸収源はこれに頼りきりです。地球の半分を吸収隔離貯蔵しておいてくれています。

これが吹っ飛んだら、我々も生命維持装置をなくすし、温暖化ももう歯止めないというか、第6の絶滅もあるでしょう。

2050年には自然との調和した世界を目指します。

これは我々の周りの自然が我々の癒しになったり、元気になったりしていること。我々の大部分を占めながら、我々の生命維持装置もあることを思えば、共生したほうが良いです。

そのためには、これからも気候変動対策、自然再興を目指して行動を起こして行くほうが良いです。

 

やれることはやっておいたら、まったく上のような災禍が全部来るわけではなく、適応できるようなひどくゆっくりにもなるかもしれません。

その間に、抜本的な解決も見つかって、元のような良い状態に戻るかもしれません。そうなっては欲しいです。

 

 

ということで、まだいろいろありそうですが、これからも、従来通り、言われている通りの対策を、我らはやれるだけやったらいいのでないかと思いました。

ですので、これからも私も、今まで通りでいいか、と思えました。

対するトランプの動きは要チェックではあるとはいえ、温暖化対策、生物多様性、自然再興のことなどをこれからも見ていきたいと思った次第であります。

 

ただ、明るい未来、希望があるという可能性は、決して楽観的ではありません。トランプでなくても以前から1,5度は難しいとも言われていますし、さらにまたトランプです。

世界の極右化の中でも生き抜けるように、今の輸入頼み、他国の資源を浪費している生き方を、自国でしっかり生きる生き方に直して行かねばならないのでないでしょうか。

 

そのためにいろいろあると思いますが、私などは生物多様性や自然環境を保持していること、が大事と思いますので、食料~安全保障まで含めて、自国ですべて自給自足体制なども備えていること等、衣食住と言いますが、そう言うことも含めて、生物多様性や自然環境を再生していくことを見ていきたいと思っています。

 


 

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