普段あなたはどんな言葉を使ってますか?
日本語はいろいろな表現があるぶん、
言葉に宿る力も相当強いのではないかな?
普段何気なくしゃべっている言葉が
あなたの人生をも左右しているとしたら
ウキウキする?
それともちょっと怖く感じる?
言葉にはいくつもの役割があるけど
多くの人はただの意思疎通や自己表現のコミュニケーションツールだと思っている。
確かにそうなのだが
それ以外にも大切な役目があるんだよ。
言葉はエネルギーが宿るので
その使い方がそのエネルギーにベクトルを与えて意味を持たせていく。
自分自身や自分の周りの環境、運にまで影響を及ぼしていくから使い方を間違えると不利益な状況を招いていくことになるんだよね。
だけど日常生活の中ではいろいろなストレスと向き合うこともあるから、どうしても悪い言葉も使ってしまうものかもしれない。
が、、、
これが落とし穴なんだ。
どんな言葉を使おうと全く持って自由なんだけど
自由の裏にある「責任」というものが必ずついて回る。
言葉は人を楽しませ、元気づけたり、癒したりする一方、
言葉で人は簡単に傷つき、壊れ、命さえ消してしまうほどの力があることはなんとなく感じないだろうか?
相手に向けた言葉であっても
作用反作用の法則の通り、そっくりそのまま自分にも返ってくるものだから、相手を労わる言葉を普段から使っている人は元気だけど、ネガティブ系の言葉を多く発している人はやっぱり不健康なんだよね。
どんな体にいいものを食べたり飲んだりしていても
言葉が悪かったり荒れていると、それらを全部帳消しにしてしまうほどのパワーが発動してしまうのだ。
反対にポジティブ系の言葉は自分の体を整えて
周囲の場の雰囲気も穏やかになり安定してくる。
目指したいのはこっちのほうだと思うのだけど
多くはネガティブ系に引っ張られているんじゃないかな?
体調が悪い。
環境が悪い。
運が悪い。
って感じている人ほどまずは言葉にもっと意識を向けてみるといいかもしれないよ。
つらい、悲しい、苦しい、痛い、などいろんな言葉や感情が頭の中でグルんグルん回っていると体も環境もそうなっていくからね。
そうそう、言葉は別に声に出さなくても頭の中で思うだけでも言語化されているのと一緒だから気をつけよう。
でもどうしてこれらのネガティブ系ワードがグルグルしてしまうかだけど、それは「そんな自分を受け入れられない」から脳が抵抗しているだけで、もっと自分に素直になって受け入れてしまえばそんな頭の中の独り言などスッと消えるんだよ。
こうじゃない、もっとこうあるべきだ。
どうしてこうじゃないんだ。
という葛藤が全ての問題を引き起こしていく。
でもこうなっている状態って他人の価値観の中で生きてしまっている証拠なんだよ。
いわゆる他人軸だ。
自分の人生を他人に乗っ取られている状態ともいえる。
目指すは自分軸!
自分の人生を生きていく事じゃないかな。
そのための手段として言葉にもっと意識を向けていくことが
自分の望む人生を引き寄せていくことになると思う。
ただ、、、
これを実践しスムーズに変化を感じられる人もいる一方、
そうなってこない人やかえって苦しくなる人もいるんだ。
それはどういう人かと言えば
自分の「本心」からその言葉を発していない人なんだよ。
この本心という、感情や思考の起点からズレた行為は
かなりバランスを欠いてしまうので
いくらいい言葉、ポジティブな言葉を使おうがなかなか継続した効果は望めなくなるんだ。
一瞬いいけどすぐダメになるみたいな。
だから「本心」て大事なんだよ。
本心は自分のもっている価値観、
価値観はこれまでの自分の経験則だから
本心の状態がネガティブになっているなら
それは過去のどこかでネガティブな経験をしていて
それが意識の中で解決していないから本心が
いつまでたっても書き換わっていかないんだ。
まあ実際これってかなりハードルが高いから
一般的にはもうムリって感じなんだけど
人間の脳の秘密を知るとこの書き換えを起こせることが分かってきた。
その時に使うのが「言葉」だ。
言葉は癒す力もあるから自分の中の意識にまで変化を出せるもの。
この自分の中の意識、本心をより良い、高いレベルにもっていくことで日常的な感情や体のコンディションも改善していくものなんだよ。
言葉は自分の努力やクセづけで出来るんだけど
本心レベルを変えていくには「施術」しかない。
施術では過去の起点となる感情をうまく懐柔していくことに重点を置いてやっていくので、
ここが自分の中で平和決着していくと自分を取り巻く
いろいろなものと調和していくことが期待される。
先日もある患者さんだけど、自律神経が不安定になって夜も眠れず、突然怖くなって真夜中にもかかわらず外に出たくなってうろうろしちゃって、そんな日が何日も続き寝るのも怖くなってしまった。病院で検査したところでなにも変わらず、薬は飲んでるけど変化なし。
という背景で当院に来院し、雑談を交えていろいろ問診してきっかけを探っていくと昔見たドラマがすごく悲しいもので、そのあとくらいから自律神経がすごく不安定になってきたという原因が分かった。
これが分かったらこの時の感情を脳の中で消去して今の不安なども言葉でアプローチしていくと
体にしっかり力も入るようになって自分の体のコントロールが出来るようになって気分もスッキリ、不安も消え、表情もすごく明るくなっていた。
脳の混線で困っている人は多いけど
なかなか病院では改善していかないなんて悩んでいる人は
こういったアプローチをしていけば改善の糸口になることは十分あり得るのでご相談くださいね。
まずは日ごろ発する言葉やそれに付随する気持ちにも
意識を向けて、どんどん楽になっていきましょう。