風営法改正署名 ダンス規制削除要請
 
 なんて馬鹿げた名前だろう。
 
 最近、メディアでも取り上げられるようになって、耳にしている方も増えてきているかと思います。

 この2年ほど、京都・大阪・東京などの主要都市で、クラブ営業の取り締まりが強まり、逮捕そして閉店させられる事態が増えてきいます。

 その逮捕状の罪名は、なんと、
 
 「無許可で客を踊らせた罪」
 
 !?意味不明ですよね。
 
 日本語がおかしいのか、自分の頭がおかしいのか?
 
 でも事実なんです。
 
 クラブって、D.J.が曲を連続して途切れなくかける音楽の中で踊る場所なんですが。
 
 この元になっている法律は、風営法です。
 
 この法律は、いまから厄60年も前の戦後復興期に作られた法律で、当時酒場でダンサーの女性を使って売春を斡旋していたお店があった、という時代背景に由来しています。
 
 現在のクラブというのは、音楽だけでなく、映像やアートやファッションショーなどの、ストリート&サブカルチャーの発信の場としても、文化的社会的にも浸透しています。
 
 そのような点からみて、この法律が作られた60年前と現代社会があまりにもかけ離れている中で、改正されないままにその法律を元に適用され、論争の元になっています。

 この法律に基づけば、本来クラブ営業だけでなく、夏の野外フェスなども開催できないとのことです。それは困りますよね。

 学校の義務教育過程の中で、ダンスの授業が必須になったというのに、矛盾してますよね。
 
 一時期、ドラッグ等の問題が取り上げられた事があり、犯罪の温床になるなどと報道された事もありましたが、それはごく一部のエケースで、それぞれ個別の法律で対応すべきです。
 
 そんななかで、この法律を改正させようという動きが起こり始め、専用サイトが開設されました。
 
 ◇【風営法改正運動サイト】→ Let's Danbe!
 
 しだいにアーティストの方々も賛同し、その中から坂本龍一さんもこの事に関して発言された事から、テレビや新聞メディアも取り上げられ始めました。

 そんななか、5月29日月曜日、まず京都から街頭署名活動がスタートしました。
 
 その模様がマスコミに取り上げられています。
  
 ・朝日新聞;「踊れるクラブ取り戻せ 規制撤廃求め全国署名活動」(5/29)

 ・毎日放送;『ちちんぷいぷい』  (You Tube)
 
 僕も当日は予定の関係で時間内には、間に合わなかったのですが、同サイト内でもWeb署名ができます。
 
 個人的にも僕は、音楽は好きでスタッフとしても働いたし、D.J.もしてきたし、なにより音楽を通して多くの仲間と出逢って、いまも大切な仲間として交遊は続いています。 また彼女もできた。 その経験はいまの自分の財産とも言えます。
 
 
 この風営法改正活動の為に署名運動は、全国で10万人を目標に運動を継続しています。
 
 音楽を愛するクラバーはもちろん、好きな音楽で自由に楽しむ喜びを無くさない為にも、みなさんぜひ署名してください。
 
 ご協力のほどよろしくお願い致します。

 署名サイト → Let's Dance! Web 署名ページへ
 
 
 No Life ! No Music !