沖縄はもう梅雨明けしてたようで、
本格的な夏が始まってるんですね。
62年前の昨日、
太平洋戦争で唯一の地上戦があった沖縄戦が終わった日。
一般の島民も巻き込んで地上戦が繰り広げられた。
ボクの父はそのころまだ幼い3,4歳で、
記憶が曖昧らしいけど、
家族兄弟に手を引かれて山側に逃げ込んだとか。
でも父親から直接聞いたわけではない。
直接話してくれたことはまだない。
壕から出るときは島民を盾にしたこと。
米軍に捕まるなら自害すべきと教育されていた時代、
自ら命を絶った人々が大勢いたということ。
当時の日本、正確には日本軍にとって、
沖縄という存在は、本土への上陸をすこしでも
引き伸ばすための盾であり捨て駒だったということ。
「戦後50年間は米軍統治で構わない」
と密約が交わされていたということ。
そして自害に関わる教科書問題。
米軍基地問題。
日本政府は事実を明らかにしてほしい。
そして沖縄島民にもっと配慮して欲しい。
まだまだ知られていないことが多い。
体験者が少なくなっていくなか、危惧しています。
歴史の事実から学んだ教訓を後世に伝えないと、
おなじ過ちを繰り返すよ。
というこの事自体も歴史が証明されているはず。
無関心が一番怖いこと。
せめて一年に一度でも、真剣に向き合って考えて見て欲しい。
過去の大勢の犠牲と、
戦後の父母世代の努力で、
急激な復興を果たして、
現代の豊かさがあるということを。
そして僕らの世代が後世に伝えていかなければいけない。
沖縄戦で犠牲になられた方々へ、ご冥福を祈ります。黙祷。