先月、鳥わさでもらったカンピロバクター。

 

たかが食中毒と思いきや、

意外にも治りが遅く、

 

胃腸の調子が良くなったあとも強い眠気、
口内の苦味、
下肢の重だるい感じがしばらく続き、

完治まで3週間くらいかかりました。



なかなか良くならないので、


「これって、別の病気…?」

と、思えるほどしつこかった。



 


カンピロバクターをネットで検索すると、

 


「人によっては、

ギランバレー症候群を発症する事がある…」

 

と書かれてあるんですが、

 

 

これは末梢神経がやられ、

(主に)下肢が麻痺する病気で、

 

なんと母が、これを経験しています。

(もう30年ほど前の話しですが…)

 

発熱のあと、

下肢の激痛で足がみるみると痩せ衰えていき、

ちくちくするような痛みで、

夜も眠れず…。

 

病院に検査に行ったら即入院になったものの、

原因がなかなか分からず、

 

ギランバレー症候群と診断がついた頃には、

すでに1ヶ月以上が経過していたと思います。

 

 その後いろんな薬を使いましたが、

結局、

進行が止まる事は無かったような記憶が…。

 

 

 

激しい急性期を過ぎると、

足の筋肉がほぼ落ちていて全く歩けなくなり、

車椅子の生活でした。

 

足がビリビリ痺れて痛いらしく、

触れない。

 

 

一年ほどいろんな薬やリハビリを受け、

徐々に歩けるようになりましたが、

 

発症して30年経った今も、

 

足の感覚がおかしいそうです。

 

 

 

 

これもいわゆる ”自己免疫疾患の一つ“

と言われていますが、

 

 

この辛そうな病気と

カンピロバクターも関係している…?

 

な〜んて聞くと、

 

やはり、

微妙な気持ちに…滝汗

 

 

 

 

おかげさまで、私の方は、

あれこれレメディーを試す前に

よくなりましたが、

 

 

でも、

だるくてしょうがない足をさすりながら、


当時の母の痛みが、

 

ほんのほんの少しだけ、

分かったような、

 

そんな体験でした。

 

 

 

 

 

 

さて今回は、

 

これまで何度となくご質問をいただいた、

 

「この症状は好転反応でしょうか…?」

(それとも悪化?)

 

です。

 

 

 

まずはこれを👇

 

私のしわしわの右手なんですが、

小指の付け根近辺が打撲したような色になっているのが、お分かりですか?
 

青たんのようですが、

どこかにぶつけた訳ではなく、

痛くも無い。

 

 

 

以前このブログにも書きましたが、

電磁波の影響なのか、

携帯やパソコンのマウスを長時間触っていると、

手指の関節が疼いたり、腫れが見られる箇所にかすかに鈍い痛みを感じる事があるのですが、

 

 

この小指も、

マウスを長いこと触っていると徐々にウズウズしてきて、

マウスを嫌がっている感じが伝わってきます。

 

 

だからと言って、

今のところ関節が腫れる事もなく、

時々、多少動かしにくい感じがある程度…。

 

 

 

その小指の付け根が、

突然画像のように赤黒くなり、

 


ほ〜

 

と思いました

(だが翌日には元に戻る)

 

 

 

毎日毎日電磁波用に、

さまざまなレメディーをとっているので、

 

それによって出現したのかもしれないけれど、

でもそうじゃないかもしれない。

 

つまり、何故赤黒くなったのか、

自分でも全く分からないままです。

 

 

ならば、

この現象を、

自分以外の人(主にホメオパス)に聞いたところで、

判断するのは難しいですよね。

(それに、今はもう元の色だし)

 

 

 

このように、

自分でも分からない事を、

 

誰かが、

 

「それは好転反応だよ」

と言ってくれたとしても、

 

私の心には、疑問しか残らないと思うのです。

 

 

「そんなことが、どうしてわかるの…?」

 

 

 

 

世間でも時々「好転反応」と言う言葉を耳にしますが、

 

それがもし

 

「好転反応」

 

だと言えるのなら、

 

それはその「反応」が一段落して、なおかつ

前より改善している事を実感した場合にのみ、

そう断言できる…

 

そう言う話しだと思うんです。

 

(つまり、しばらく観察しなくては分からない)

 

 

 

例外的に、

 

症状が “出現” している最中、


「これは良くなるために、

一旦悪くなっているに違いない」

 

と、

当のご本人が確信めいた気持ちになることがありますが、

 

この場合は、

(その後)

改善傾向が見られる場合が多い印象です。

(悪くなっている期間は人によってさまざまですので、悪しからず…)

 

 

 

 

つまり、

 

もし自分では分からない、又は判断できない現象を、自分以外の誰に聞いて、

 

「あなたのそれは好転反応でしょう」

 

と言われたとしても、

 

それはあくまでも「予想」に過ぎません。

 

 

他人の「予想」を聞いて、

何かを得られるとしたら、

 

それは「安心感」でしょうか…。

 

 

 

他人から、

それは悪化だ…と言われれば落ち込み、

好転だと言われればホッとする…。

 

 

 

 

単なる「予想」であって、

そこに正解も不正解も無いのに、

 

人は、

その場限りの “安心感” を求めて、

 

「あなたのそれは好転反応だ」

 

と誰かに言ってもらいたい。

 

 

自分にしか感じることのできないものの答えを、

人に委ねるのは、

 

実のところ、

 

 

自分に対する信頼感が

 

“欠けている”

 

 

という事なのかもしれません。

 

 

 

好転であろうと悪化であろうと、

いま、自分の身体が表に出してきた反応を受け入れて、

その理由を模索して、

乗り越えてみせる。

 

 

そういう覚悟みたいなものを、

 

私たちは少しずつ、

育てていかなくてはなりません。

 

 

 

 

自分を信頼することさえできれば、

 

 

怖いものが、

 

ぐっと減るのです。