私の母は、

昭和16年生まれ、


今年80歳になりました。



母は私が小学生の頃から病気がちで、


本人も

「私は長生きできないと思う」


と、

よく言っていたものですが、

すでに80歳。

長寿の部類に入ってきたように思いますニコニコ




この年になってようやく、

母とは良い関係を築けていますが、


でも実は、

ずっとずっと、母が苦手でした。

(いや、父も…だったかな)




子供の頃、

父の転勤で道内を転々とした後、

札幌市内に家を建てて

祖父母とも一緒に暮らすことになったのですが、

(父は長男)



その頃から、

「嫁姑」問題に徐々に巻き込まれ、


母の姑に対するマイナス感情を吐き出す窓口として、よくいろんな話を聞かされました。



母にとっては他人でも、

私にとっては血の繋がった間柄。


なんかしんどいな…。




でもいったい、


母は祖母のどこが嫌なの?




私にとっては、

陰口を言わず、

モノを大事にし、

いつも平常心で、

イライラした姿を見たことが無く、

サバサバした穏やかなばぁちゃんおばあちゃん



母が祖母を悪く言う理由がちっとも分からず、

子供ながら、

複雑な思いをずっと抱えていました。




祖母の部屋は古いものが多くて、

子供には目新しいものばかり笑



よく入り浸っていたものですが、

そのこと自体も、

母は

よく思えなかったのかもしれませんショボーン






冬になると、

祖父母の部屋はホームセンターでも買える安価な薪ストーブで暖をとっていました。



冬の北海道は最高気温でも氷点下の日が多く、

そりゃぁとても寒いのです雪の結晶



真冬の朝は

目が覚めても布団から出られない…あせる


だって、

室内にも関わらず、吐く息が白い…ゲホゲホ



当時の北国の家は、

今と違って寒さとの戦いでした笑





だから、

メラメラはものすごくありがたい存在なんですラブラブ




その安くて安価な薪ストーブで、

アルミホイルに包んださつまいもを焼いたり、

餅を焼いたり、

ヤカンでお湯を沸かし、

その隣でジャガイモを蒸したり音譜



あと、

その辺の燃えるものを焚べて

(テストとか笑)、

燃える様子を見るのも好きだったなぁ。




祖父母の部屋は、

私にとって癒し空間でした。



かなりの時間を一緒に過ごしたけれど、

母のことを悪く言ったことなんてあったっけ…?



そんなばあちゃん(祖母)、

大きな病気一つしないまま、

101歳で癌になり、

眠るように大往生しました。




それに対して、

今年80歳になった母の病歴は、

半端無いです。



子宮筋腫に始まり、

急性肝炎、

腎臓結石(数回入院)

ギランバレー症候群(難病)

喘息(数十回、入退院を繰り返す)

胃癌(切除)




喘息はもう40年選手で、

ステロイドが手放せない…。

ギランバレー症候群では足に麻痺が残り、

今も長時間歩くことが出来ない身体…。




同じ屋根の下で一緒に暮らしてきた母と祖母。

同じものを食べて、

同じように生活しているのに

こうも違うと、


どうして?




あまりに身近な母と祖母を長いこと見ていたせいで、二人の両極端さが際立ってしまいました。





健康に生きる秘訣は、

食べ物ももちろん関係あるけれど、

単純にそれだけじゃなくて、


健康な心が鍵…ではないか…ひらめき電球




小さな事に捉われ、

いつまでも根に持ち、

すぐに不安に飲み込まれ、

人を信用できない生き方をしていると、

母のように病気をもらうのかもしれない…




と感じる

今日この頃…。






「人の振り見て我が振り直せ」









だよアップ