お絵描きは男女共に幼児期は誰でも大
好きです。

東戸塚で山上塾を経営していた頃、午前中
の教室のスペースを使って、大人の為
の絵画教室を開いた。

指導者は芸大の大学院を出た、大手カルチュアー
教室の講師が担当してくれたので、少なく共
日本の芸大レベルの内容だった。

二人の講師に出張指導して頂いたので、かなり
高度で密度の高いものでしたが、そこで
絵を描く事と歌ったり、演奏する行為は
同じアートでも脳の刺激と発達には本質的
に異なるものと言う事を、指導を受けながら
悟った。

早く言えば、音楽は無条件反応で、運動神経
を発達させる効果があり、絵は条件反応で
脳を発達させるという、難しい事を教わり、子供
指導に応用してみた。


小学校の5・6年になると、まるで思春期にガラリ
変わるのと同じように、絵を描く事に、意識して
恥ずかしい意識が芽生え、拒否する子が出て
来る事を如実にみた。

授業の10分位の時間を割いて、ゲンコツをデ
ッサンさせると描ける子と描けない子がはっき
り出てきた。

ゲンコツデッサンの確実な子は、中学2年の
レベルの国語の長文を普通の子供の3倍ほ
どのスピードで読み、90点以上の点数を採る
のでびっくりしたものだ。


絵は頭脳の発達と物凄く関係があります
ので、絵を描く事により、色々な潜在能力
を引き出して呉れるものです。


小学校5・6年のみならず、ご高齢者にも
大変お役にたつのではないかとお気付き
になったでしょうか?


音楽は運動神経に関係ありますが、絵画
は頭脳神経を活性化させますので、色々
お役立て頂ける事間違いありません。