度付きスポーツサングラスを作製する際の視力検査

大体一時間ほどかかります。

 

手順としては

 

今の視力の状態を見る為

こんな機械でピピッと

中の気球を見てもらいながら目安になる度数を設定します。

 

次に今使っている眼鏡の事や生活習慣、

後どのように見たいのか等を問診させて頂き

 

現在の視力を測定した後

 

お客様ご自身の眼の癖や動き等を確認するためこんな道具を使いながら

予備検査をして

 

こんな機械を使って         こんな文字をとか記号を

ぼやかしたりハッキリクッキリ見せたりしながら

一番良く見える度数を探していきます。

 

その度数を参考にしてお客様の見たい距離での見え方を

テスト枠にレンズを着けたり外したりして最高に良く見える度数を決定します。

 

と、ここまでは普通の眼鏡店でする検査。

 

スポーツサングラスはここから更に

 

視野を広くとる為、こんなに曲がった

レンズを(右側が普通の眼鏡レンズ)

 

お顔に沿って曲がったフレームに

(左側が普通の眼鏡フレーム)

組み込む為普通の眼鏡と同じ度数で付けると

風景が歪んで見えたり頭がクラクラしたりでスポーツどころではなくなってしまう為

 

普通の眼鏡で出した度数を

曲がったレンズ、フレームでも同じ見え方になるように補正ソフトに入力して

ハイカーブのレンズに対応した目安の度数を検出します。

 

その度数のレンズを今度はハイカーブ専用の

テスト枠に入れて

 

見え方を確認してもらいながらやはりレンズを

着けたり外したりしながら普通の眼鏡の見え方に

限りなく近い度数を決定します。

 

そこで決定した度数を寸分の狂いもなく曲がったレンズを

曲がったフレームに加工してもらうため

一台数百万円(数千万円?)もする加工機を持つメーカーに送って

加工してもらって完成

 

時間がかかる為、お客様にも結構ご負担がかかると思いますが

快適にスポーツを楽しんで頂く為にご協力をお願いします。

 

 

追伸

本日の視力検査後2022/0807