かなり久々の更新っす・3・

大学にも来れなくてずっと停滞してますた・3・

ということでオナル小説久々に更新するお!








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何故エラキスがサロデウスに渡ったのか、そして何故俺がこいつらに狙われているかは謎だが、とにかくこいつは俺を守ろうとしてくれている。
それだけ魔法の謎を解き明かしたいのか、単純に同志に対する屋梁落月かは分からないが、とにかくここを脱しないとエラキスの努力が無駄になる。


俺は交渉をエラキスに任せ、精神を集中させ始めた。
俺は俺でやることがある。

今右手に出ている球は奴等への威嚇のためにそのまま、更に集中してより大きい球を一瞬で作る。




──あれからどれだけエラキス1人が町人相手に口論したことだろう。
その弁達力に感嘆しつつ、俺は一気に有りっ丈の気を手に送った。

右手には直径1メーターほどの球が完成し、禍々しく輝いている。


「ば……化け物!!」

「何とでも言うが良い。ただし形勢が不利なのはお前らのほうだ」


エラキスはこちらを振り向いてウィンクした。俺もそれに応える。
しかし奴等はまだ諦めていないようだ。


「たとえ化け物でも神への捧げ者、断じて逃す訳にはいかない!!」


何としつこい奴等だ……一体俺をどうする気だ。
贄と聞いたが、やはり何かの仕来たりなのだろうか。
どちらにせよこいつらに捕まる訳にはいかない。


俺は前の群集に思い切り右手の球を投げつけた。


「ぎゃあああああああ!!」

同時に薙ぎ倒してできたスペースから俺達は逃げた。


「待て化け物!!」

冗談じゃねぇ。
何故あいつらに安々と捕まらないといけないんだ。

とにかく逃げ切るために、俺達は町の集落へ逃げ込んだ。
家々がほぼ密着するほど敷き詰められて建てられている団地構造で、その僅かな隙間をぬって何とか奴等をまいた。


「ふぅ、危ないところだった」

「兄ちゃん……アルーラ姉ちゃんは?」


・・・・・・。
ああああああああああああああああああ!!!!
あいつ逸れやがったな!!
何てことしてくれた!!

──とにかく今はアルーラを一刻も早く見つけ出さないと。




その頃アルーラは――


「放せこのクソエロじじい!!」

町人に捕まっていた。


「こいつを餌にすれば、あいつらきっと出てくるだろう。教会に磔にしておけ!!」


何ですって!?
磔にされるなんて冗談じゃない!!
何としても抜け出してベガの元へ戻らないと……。
私は精一杯の力で振りほどこうとしたけど、何人にも捕まれていて全く抜け出せそうにない。
こんな時に何か能力があれば……。


「放せバカ!!」

「うるさい娘だ、少し黙ってろ!!」


ゴンッと響く鈍い音と共に私の意識は一気に遠退いてゆき、気を失った。
ベガ……ごめん……。



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はい、今回はここまで。

なんとか主人公は逃れたものの、ヒロインが捕まっちゃったねテヘ

ということで、アルーラの出番はしばらくほとんどありませぬ。

何十ページも主人公とエラキスだけで冒険をしまっする。


さて、実はオラ自慢だけど漢検1級をもってるので、やや難解な熟語や漢字を遣うことが多いっす。

ということで、難解と思われる語句は解説していこうかなと思い立ったので(文字数増えるし)、さっそく解説していこうと思ふ。

今回はおそらく2つ。

まず、「屋梁落月(おくりょうらくげつ)」とは、友人を心から思う情のこと。

続いて「磔」は「はりつけ」と読み、本来は槍などで殺すことまで含めて語義としているが、ここでは殺したら元も子もないので、単純に十字架みたいなものに張り付けられているのを想像すれば良いかもぬん。


ということでスピード様の日本語講座ですた。

さて、ヒロインを奪われて面白くなってきたぬ。

バイバイ