先日、マレーシアにてブリヂストン表彰式が行われるため招待を受けました。
この賞は前年の実績を上回ったショップが表彰されます。
当店は昨年に続き最優秀賞を頂きました
これもひとえに当店をご利用いただいているお客様のおかげと言えます
本当にありがとうございます。
また表彰のご褒美としてセパンサーキットで行われている
MOTOGP合同テストの見学をさせて頂きました。
2015年いっぱいで、MOTOGPクラスの
ブリヂストンタイヤワンメイクレースが終わってしまうので
今後このような見学はできなくなると思います。
ふだん立ち入りが禁止されている区域にも専用のパスで自由に出入りする事が出来ます。
ここへのアクセスは緊急車両やレース関係者の使用に限定され、
観客の立ち入りは禁止されている場所になります。
マルケスの肘を擦ってコーナーをぬけていく様子が肉眼で確認できるほど
近いところまで入っていけました。
今年からMOTOGPに復活したスズキのpitも見学させていただけました
ちょうどコースから戻って来たばかりのマーベリック・ビニャーレス選手に
各専門分野のメカニックが駆け寄りマシンの状態を確認しているところでした。
ブリヂストンのpitにも入れてもらいました。
実はここが一番楽しみにしていた場所になりますw
MOTOGPブリヂストンのタイヤサービスが使用しているタイヤチェンジャーは
昨年当店にも導入しました、イタリア製のコ-ギーです。
最近のオートバイタイヤはケーシング剛性が上がっているため
旧式のタイヤチェンジャーでは作業に時間がかかってしまうので
購入することに。MOTOGP ブリヂストンタイヤサービスが使用していることを知っていましたので
ミーハーですが・・・w
タイヤの中に充填するものはMOTOGPでは窒素で管理しています
窒素は水分が少ないのでタイヤが冷えているときと暖まった時の空気圧変化が少ないからです。
狙った空気圧を走り初めの段階である程度見込めるからですね
作業効率を上げるためにビードを落とす部分は、タイヤチェンジャー本体から外されています
ビートを落とす機械はオリジナルで制作されていました。
台の上にホイルを寝かせて置き、上からシリンダーの先についたビートブレーカーで
ビードを落とせるようになっています。
これはすごく便利でしたが場所が狭い当店では採用できそうもありません・・・
バランス取りは手動式です。バランスウエイトは10g5gのものがあります。
1g単位のウエイトは存在しません。10g5gと交互になった1本のバランスウエイトを
切って使用します、最近のバランスウエイトは環境問題の関係で
鉛からスチールに代わっていますので、切込みがついているところでなければ
切断することが出来ません
1g単位まで詰めるやり方としては
ウエイトの上に張るガムテープで調整しているとのことです
日本の1円玉がちょうど1gですのでガムテープを何枚か張ればバランス0gまで
突き詰めることが出来ますね。
各チームのホイルが一斉に集まり次々とタイヤを装着していきますので
どこのチームのライダーが使用するかの情報がホイル内に記載されています
なんと、レプソルホンダチームには当店が販売しているフランス製LDL社のタイヤウッチが装着されていました!
ペドロサ、マルケスもLDL社の空気圧センサーを使用していたのです!!
また、ドゥカティワークスも装着しているとのことです!!
何年か前までは、MOTOGPクラスのタイヤはケーシング剛性が高く
タイヤの中に充填されているエアは大気圧程度ではないかと噂されていましたが
低圧ではありますがちゃんと補充させていたんですね。
最後にピット上、二階にあるプレスルームを見学させていただきました。
ここは世界のメディア関係者や限られた人しか入ることが出来ないところです。
ブリヂストンの方々もモーターサイクルレーシングマネージャーの山田 宏さん他2名しか
入場が許可されていないとのこと。
合同テスト日ならではのサーキット側の粋な計らいで
私たちも見学させていただくことが出来ました。
各コーナーに設置されたカメラから届く状況や、
現在の順位やタイムなどの情報が刻々と更新されていきます
この日の外気温は33度ほどあったのですが
エアコンが効いていて外の暑さを感じさせられることなくお仕事に集中できる場所になっていました。
海外のメディアの方がいらっしゃいました。
この場所を離れたくない気持ちでいっぱいでしたが
予定の時間が来てしまいサーキットを後にしました。
この度は素晴らしい企画に参加させて頂き本当にありがとうございました。
とても貴重な経験となりました。
この賞は前年の実績を上回ったショップが表彰されます。
当店は昨年に続き最優秀賞を頂きました
これもひとえに当店をご利用いただいているお客様のおかげと言えます
本当にありがとうございます。
また表彰のご褒美としてセパンサーキットで行われている
MOTOGP合同テストの見学をさせて頂きました。
2015年いっぱいで、MOTOGPクラスの
ブリヂストンタイヤワンメイクレースが終わってしまうので
今後このような見学はできなくなると思います。
ふだん立ち入りが禁止されている区域にも専用のパスで自由に出入りする事が出来ます。
ここへのアクセスは緊急車両やレース関係者の使用に限定され、
観客の立ち入りは禁止されている場所になります。
マルケスの肘を擦ってコーナーをぬけていく様子が肉眼で確認できるほど
近いところまで入っていけました。
今年からMOTOGPに復活したスズキのpitも見学させていただけました
ちょうどコースから戻って来たばかりのマーベリック・ビニャーレス選手に
各専門分野のメカニックが駆け寄りマシンの状態を確認しているところでした。
ブリヂストンのpitにも入れてもらいました。
実はここが一番楽しみにしていた場所になりますw
MOTOGPブリヂストンのタイヤサービスが使用しているタイヤチェンジャーは
昨年当店にも導入しました、イタリア製のコ-ギーです。
最近のオートバイタイヤはケーシング剛性が上がっているため
旧式のタイヤチェンジャーでは作業に時間がかかってしまうので
購入することに。MOTOGP ブリヂストンタイヤサービスが使用していることを知っていましたので
ミーハーですが・・・w
タイヤの中に充填するものはMOTOGPでは窒素で管理しています
窒素は水分が少ないのでタイヤが冷えているときと暖まった時の空気圧変化が少ないからです。
狙った空気圧を走り初めの段階である程度見込めるからですね
作業効率を上げるためにビードを落とす部分は、タイヤチェンジャー本体から外されています
ビートを落とす機械はオリジナルで制作されていました。
台の上にホイルを寝かせて置き、上からシリンダーの先についたビートブレーカーで
ビードを落とせるようになっています。
これはすごく便利でしたが場所が狭い当店では採用できそうもありません・・・
バランス取りは手動式です。バランスウエイトは10g5gのものがあります。
1g単位のウエイトは存在しません。10g5gと交互になった1本のバランスウエイトを
切って使用します、最近のバランスウエイトは環境問題の関係で
鉛からスチールに代わっていますので、切込みがついているところでなければ
切断することが出来ません
1g単位まで詰めるやり方としては
ウエイトの上に張るガムテープで調整しているとのことです
日本の1円玉がちょうど1gですのでガムテープを何枚か張ればバランス0gまで
突き詰めることが出来ますね。
各チームのホイルが一斉に集まり次々とタイヤを装着していきますので
どこのチームのライダーが使用するかの情報がホイル内に記載されています
なんと、レプソルホンダチームには当店が販売しているフランス製LDL社のタイヤウッチが装着されていました!
ペドロサ、マルケスもLDL社の空気圧センサーを使用していたのです!!
また、ドゥカティワークスも装着しているとのことです!!
何年か前までは、MOTOGPクラスのタイヤはケーシング剛性が高く
タイヤの中に充填されているエアは大気圧程度ではないかと噂されていましたが
低圧ではありますがちゃんと補充させていたんですね。
最後にピット上、二階にあるプレスルームを見学させていただきました。
ここは世界のメディア関係者や限られた人しか入ることが出来ないところです。
ブリヂストンの方々もモーターサイクルレーシングマネージャーの山田 宏さん他2名しか
入場が許可されていないとのこと。
合同テスト日ならではのサーキット側の粋な計らいで
私たちも見学させていただくことが出来ました。
各コーナーに設置されたカメラから届く状況や、
現在の順位やタイムなどの情報が刻々と更新されていきます
この日の外気温は33度ほどあったのですが
エアコンが効いていて外の暑さを感じさせられることなくお仕事に集中できる場所になっていました。
海外のメディアの方がいらっしゃいました。
この場所を離れたくない気持ちでいっぱいでしたが
予定の時間が来てしまいサーキットを後にしました。
この度は素晴らしい企画に参加させて頂き本当にありがとうございました。
とても貴重な経験となりました。