ブリヂストン製 S20EVOLUTIONの発表会に小平工場に行ってきました


ここは、かつてF-1のタイヤ、
今はMOTO GPのタイヤを開発製造しているところになります
ここで作られたタイヤが世界戦の行われるサーキットに行くんです。

現在、BRIDGESTONE TODAY館では
1988年にアメリカ・ファイアストン社を買収・合併し、今年で25周年を迎えた記念の
展示会を行っています。


インディーカーや、2012年ケーシーストーナー選手が乗ったRC213Vなどが展示されています。













MOTO GPのタイヤも展示してあるのですが
※モールドは本物を使用しているのですが、ラバー&構造は展示用の物。






意外と細いんです、リアは190/16.5インチなのですが意外と細く感じました
開発の川尻様にお聞きしたところ細ければ細いほど旋回性能、切返しの反応が良いので
180/サイズでも十分とのことでした。
市販タイヤにしろ、レーシングタイヤにしろ接地する面積はカード1枚ほどしかないのです



ホールへと場所を移動して、新商品 S20EVOの商品説明に
これまでのS20と同じモールドを使用しているとのことでしたので
タイヤの形状に変化はありません
内部構造、コンパウンドがフロント、リア共に見直されています
フロントはこれまでのS20に比べ剛性を上げているようです
路面μの高いサーキットを走行しても温まりすぎることがないように改良。

リアタイヤは逆に柔軟構造を取り入れダンピング、トラクション性能の向上を狙っています
タイヤ全体での剛性を確保するためにビートフィラーを大型化されています
これらによって摩耗ライフとグリップ力を高次元で両立されているようです。
また、分割トレッドが
3分割トレッドから5分割トレッドに変更されました
センター部には加速、ブレーキングに掛かる力に適したコンパウンドを採用。

ショルダー部にはコーナー立ち上がりの踏ん張り感と進行方向のグリップ力を向上
コーナー立ち上がりの急激な加速にも耐えるコンパウンドを採用。

エッジ部には深いバンク時の旋回性の向上、前後引っ張り剛性がもっとも高いコンパウンドを採用。

MOTO GPで培われた、解析技術を取り入れ開発された商品です
期待を裏切らない商品に間違いないですね。

「BATTLAX HYPERSPORT S20 EVO」を2014年2月1日から全世界で順次発売いたします。
フロント
120/70ZR17
リア
180/55ZR17
190/50ZR17
190/55ZR17
200/55ZR17