(さやか近影)
ヤフーブログ時代からの付き合いの人は娘のさやかのことも知っていると思う。
先日の記事で上記の写真を載せたが、なぜ一緒にいるのか。帰省していたのか?
そう、実は現在同居しているのだ。一体さやかに何があった?
さやかはぶきっちょでコミュ障気味だが頭だけはよく、首尾よく旧帝大の九州大学法学部に入れた。
そして順調に・・・はいかなかった!
2年生の時にほぼ法学関係の単位が全滅だったのだ。
法学の試験方式がさやかには合わなかったらしい。
このころはちょっといろいろあって精神的にも参っていた時期で、見た目もだいぶ痩せてたのがわかった。
で、「大学をやめたい」と言い出した時は焦った。
そこまで追い詰められたんかい。
いろいろ話し合ううちに、「そうだ、転学部したらいい」とおいらが言った。
「さやかは心理学とかに興味があるだろ。いっそ文学部心理学科に転学したら」
結局それがいい、ということで3年生で転学部した。
転学部は簡単にはいかないことが多いそうだが、法学部の方が文学部より入試レベルが上だったんでスムーズにいったようだ。
で、1年弱の単位ハンディがあったから卒業に5年間かかるかと思ったが、なんと4年間で無事卒業となった。
しかし3年生の時に「私正社員にはならない」と言ったんでまたも仰天した。
「残業があるからいや」だと。
「派遣の方が残業ないからいい」
それからすったもんだあったのだが、結局正社員にならなかった。
派遣会社への登録の時大学名を聞かれたが「それは勘弁してください」で通したそうだ。
で、ハケンとして仕事をしている。
さやかはだいたいが物欲が薄く、ハケンの給料でも十分やっていけるらしい。
貯金額を聞いて「え、もうそんなに貯まったんかい」と少し驚いた。
投資もしていて、将来はそれで食っていくつもりなんだと。
福岡市内にアパートも借りてるのだが、リモートワークが主なんでこっちに帰ってきた。
仕事ぶりは優秀らしく、「契約社員にならないか」と言われてるそうな。
新人ハケン研修で講師役をやったときは、作成した説明資料が「わかりやすい」と上司に絶賛されたんだと。
契約社員になるとたまの出勤日に新幹線を利用しても交通費が出るそうな。
だから「もうアパートからこっちに引っ越そうかな」と言ってる。
普通の父親なら狂喜するところだろうが、おいらは「やめてくれ~」。
「せっかく父ちゃんは来年退職するのに、福岡で遊ぶのに拠点がなくなるだろうが」
(そこかよ)
まあ、痛しかゆしである。