もう7月ですね。
あっという間に1年の半分がたったわけで。
今年上半期に読んだ本です。
1 我が武道空手 蘆山初雄 ★★★★☆
2 奈落の底から見上げた明日 照富士春雄★★★★★
ご存じ横綱照富士。この人頭いいんだな、と思った。番付落ちて人間的に成長したのがよくわかる。
このあたり朝青龍や白鵬と違うところだ。
3 オーバーロード14 丸山くがね ★★★★☆
4 任侠楽団 今野敏★★★★☆
5 太閤暗殺 坂岡真★★★★☆
6 絵本 アランの幸福論★★★☆☆
7 黄金の刻 楡周平★★★★★
セイコーを作った服部金太郎の生涯。
サクセスストーリーが面白くないわけがない。
しかも貯めた金を倒産した家主に差し出すといった、いいエピソードがたくさんあって、没入して読めた。
8 オーバーロード15 丸山くがね★★★★☆
9 瓢箪から人生 夏井いつき★★★★☆
10 歌川国芳猫づくし 風野真知雄★★★☆☆
11 任侠ショコラティエ 新堂冬樹★★★☆☆
12 オーバーロード16 丸山くがね★★★★☆
13 戦国武将の戦術論 榎本秋★★★★☆
14 メガバンク絶滅戦争 波多野聖★★★★☆
15 日本が感謝された日英同盟 井上和彦★★★★☆
16 限界国家 楡周平★★★★★
少子化、財政赤字、限界集落、年金など日本の抱える深刻な問題をこれでもかと突きつけ「限界国家」とする、小説の体を借りた評論て感じだ。
それでもぐうの音も出ないぐらい的を射ている。
17 日本でいちばん大切にしたい会社6 坂本光司★★★★★
障碍者を受け入れる巨大幼稚園の話とか葬送お礼状の会社の話とか。
これも感動的だ。
18「文系バカ」が日本をダメにする 高橋洋一★★★★☆
19 家康の遠き道 岩井三四二★★★★☆
20 日本でいちばん大切にしたい会社 坂本光司★★★★★
日本理化学工業、障害者が7割というチョークでおなじみの会社など、いい会社を紹介するシリーズ第一弾。
これが原点なんだな。
21 カウント2.9から立ち上がれ 棚橋弘至★★★★★
そういえば新日プロのどん底期を支えて復活させたのがこの人なんだよね。
新社長になったのもうなずける感じだ。
22 誰も知らなかったジャイアント馬場 市瀬英俊★★★★☆
23 神の呪われた子 石田衣良★★★★☆
24 日本でいちばん大切にしたい会社2 坂本光司★★★★☆
25 ひどい民話を語る会 京極夏彦ほか★★☆☆☆
26 姜維 塚本青史★★★☆☆
27 熊本城の罠 井川香四郎★★★☆☆
28 日本でいちばん大切にしたい会社3 坂本光司★★★★☆
29 GACKTの勝ち方★★★★☆
30 野良犬の値段 百田尚樹★★★★★
ホームレスの誘拐事件から始まるが、意外な展開を見せていく。
最後も後味がいい。
やっぱりこの著者はすごいな。
31 がんばった15人の徳川将軍 房野史典★★★★☆
32 日本でいちばん大切にしたい会社4 坂本光司★★★★☆
33 アサヒビール30年目の逆襲 永井隆★★★★☆
34 降臨 今野敏★★★★☆
35 ジャックポット 筒井康隆★★★★☆
36 神剣・人斬り彦斎 葉室麟★★★★☆
37 ウィトゲンシュタイン最初の一歩 中村昇★★★★☆
38 日本でいちばん大切にしたい会社5 坂本光司★★★★☆
39 鳳雛の夢 上田秀人 ★★★☆☆
40 日本でいちばん大切にしたい会社7 坂本光司★★★★☆
41 正義の人びと カミュ★★★★★
革命を起こそうとする青年たちの悩みなどを描写してる。その舞台がロシアってのがねー。皮肉なもんだ。
暴力革命の本質をついている気がした。
42 僕はこんなふうに旅をしてきた 下川裕治★★★★☆
43 30日でわかる戦国武将 山田勝★★★★☆
44 日本でいちばん大切にしたい会社8 坂本光司★★★★☆
45 戒厳令 カミュ★★★★☆
46 バカと無知 橘玲★★★★☆
47 コンプレックス・リベンジ 鴨頭嘉人★★★★☆
48 金春屋ゴメス 西條奈加★★★☆☆
49 貧困と地域 白波瀬達也★★★★☆
50 新聞記者 望月衣塑子★★★★☆
51 資産のつくり方 鬼頭宏昌★★★☆☆
52 安いニッポン 中藤玲★★★☆☆
53 戦国時代の大誤解 熊谷充晃★★★★☆
53 鬼風 鳥羽亮★★★☆☆
54 君の膵臓を食べたい 住野よる★★★★☆
55 56 浪人奉行1,2 稲葉稔★★★☆☆
57 代表取締役アイドル 小林泰三★★★★☆
58 カーテンコール 筒井康隆★★★★★
短編集というより掌編集。これが面白いのばかりで、筒井の原点みたいな作品だった。
59 えにし屋春秋 あさのあつこ★★★★★
なんかさすがにあさのさんって感じで設定が秀逸。女形の男とかね。
他の時代物も読んでみよう。
60 大江健三郎 江藤淳 全対話★★★★☆
61 愚か者の城 矢野隆★★★★☆
62 トキワ荘の遺伝子 北見けんいち★★★★☆
63血に滾る あさのあつこ★★★★☆
64 橋下徹の研究 百田尚樹★★★★★
橋下と百田の喧嘩。
ウヨク同士の争いがおもしれー。
そして橋下が近頃なんでかリベラルっぽいこと言い始めてて、それがどうも女のせいだとにおわすところがうまく作ってるなって感じ。
65 逆境経営 桜井博志★★★★☆
66 戦国武将伝西日本編 今村翔吾★★★★☆
67 独裁者の学校 ケストナー★★★☆☆
68 南町奉行と大凶寺 風野真知雄★★☆☆☆
69 天下一のへりくつ者 佐々木功★★★☆☆
70 日本の「いい会社」 坂本光司&研究室★★★☆☆
71 チャンバラ 佐藤賢一★★★☆☆
72 中国大恐慌時代が始まった! 石平★★★★☆
73 戦国大名の戦さ事情 渡邊大門★★★★☆
74 しょぼい起業で生きていく えらいてんちょう★★★★☆
75 レンブラントをとり返せ ジェフリー・アーチャー★★★★☆
76 再建の神様 江上剛★★★★★
経営不振に陥った会津若松のホテルを再建する話。
これはおもしろい。主人公が銀行を辞めて、たまたま会った早川種三を信仰する渋沢と共にがんばっていく。
77 一冊でわかるイタリア史 北原敦★★★★☆
78 鉄の骨 池井戸潤★★★★★
これは吉川英治文学新人賞をとっただけあって、本格的な人間ストーリーになっている。
池井戸作品らしく最後はハッピーエンドで読後感がいい。
79 サロメ 原田マハ★★★★☆
80 蝮の孫 天野純希★★★★☆
81 こじらせ文学史 堀江宏樹 ★★★☆☆
82 時局発言! 上野千鶴子★★☆☆☆
83 襲来 今野敏★★★★☆
84 温泉妖精 黒名ひろみ★★★☆☆
85 サンセット・サンライズ 楡周平★★★★★
コロナ下での辺鄙な里に移り住んだ男が地域活性策を思い付いて担当者の女性ともいい関係になる話。
釣りや料理の描写が楽しく、ほのぼのとしたいい話だ。
86 10大戦国大名の実力 榎本秋★★★★☆
87 自分を知るための哲学入門 竹田青嗣★★★★★
これはよくわかる。
普通の言葉で哲学をよく説明できてる。
たぶん自分の理解の過程を言ってくれてるんだな。
フッサールの現象学って難しくてよくわからなかったが、これ読んでストンと腑に落ちた。
88 駆ける~少年騎馬遊撃隊 稲田幸久★★★★☆
89 一冊でわかるフランス史 福井憲彦★★★★☆
90 帝国ホテル建築物語 植松三十里★★★★★
フランク・ロイド・ライトと帝国ホテル側の人間の滅茶苦茶大変な建築物語。
ライトは芸術家肌で何回もやり直しをさせて結果予算も膨大に膨れ上がってしまった。
で、最後までかかわることができなくなったけど当の帝国ホテルは評判になったって話。
息をつかせぬストーリー展開で面白かった。
91 会社を50代で辞めて勝つ! 高田敦史★★☆☆☆
92 正義の教室 飲茶★★★★★
橘玲かと思って読んでたら飲茶さんだったのね。
道理で分かりやすいわけだ。
倫理学の大きな3つの流れがよくわかった。日常生活に適応ができる。
93 こちら文学少女になります 小嶋陽太郎★★★★☆
94 痴者の食卓 西村賢太★★★★☆
95 2040年の日本 野口悠紀雄★★★☆☆
週休4日で暇が多いせいか、上半期だけで95冊も読んどる。
今年は200冊ペースだ。