あけましておめでとうございます 

今年もよろしくおねがいしますね。

さて、昨年の下半期に読んだ本の一覧を書いてなかったん紹介します。

ナンバーは上半期からの通算です。

 

67 陸王 池井戸潤 ★★★★☆

68、69.70 岳飛伝(一、二、三) 田中芳樹 ★★★★☆

71 蘭陵王 田中芳樹 ★★★★☆

 

72 マルコムX 荒このみ ★★★★★

アメリカの黒人運動家マルコムXの伝記。

マーチン・ルサー・キングとよく対比されるらしいが、同じ黒人の人権運動でも全く方法論が違っているらしい。

一見過激に見えるために白人社会にそれを利用されて貶められていく様子がよくわかる。

アメリカというのがいかに黒人を差別してきたかというのもそうだが、支配者側のやり方ってのが姑息だってのがはっきりする感じだ。

 

73 なぜ「お客様は神様です」では一流と呼ばれないのか 奥谷啓介 ★★☆☆☆

74 大名やくざ6 風野真知雄

75 日々の非常口 アーサー・ビナ-ド★★★★☆

 

76 77 新・水滸後伝(上・下)田中芳樹 ★★★★★

「水滸伝」に続編があるとは知らなかったんで、てっきりこの田中さんが創作したのだと思ってた。

でもちゃんと実在するんだね。

で、梁山泊の生き残った36人の好漢たちが再び活躍する。

ラストもハッピーエンドで読後感もいい。

 

78 異色中国短編傑作大全 宮城谷昌光ほか ★★★★☆

79 80  レッド・クリフ(上・下)高里 椎奈 ★★★★☆

81 僕たちの本能寺戦記 小前亮 ★★★★☆

82 83 皇帝の剣(上下) 門田泰明 ★★★★☆

 

84 織田一の男、丹羽長秀 佐々木功 ★★★★★

丹羽長秀を人をして語らしむ話。

ちょっと謎が多く思慮深い人として描かれている。

清洲会議がクライマックスだろうけど、こういう視点で見れば見られるという意味で良かった。

 

85 千曲川のスケッチ 島崎藤村 ★★★☆☆

86 日本ウィスキーの誕生 三鍋昌春 ★★★☆☆

87 黄砂の進撃 松岡圭介 ★★★★☆

88 89 半斬の蝶(上下) 門田泰明 ★★★☆☆

90 ショートショートの広場13 阿刀田高 ★★★★☆

91 太閤私記 花村萬月 ★★★★☆

 

92 実説諸葛孔明 守屋洋 ★★★★★

いきなり成都から漢中への進撃の話から始まるところは読者を引きつける。

そして生い立ちなどの総論を最後に持って来るところなどよく考えてあるな。

 

93 創業者列伝 歴史群像編集部 ★★☆☆☆

94 こちら横浜市港湾局みなと振興課です 真保裕一 ★★☆☆☆

 

95 手塚バカ一代 司田武己 ★★★★★

古本回収から一代で財をなし、手塚漫画の復刻と京都でファンクラブを作った快男児の半生を描く。

これが痛快で、期待してなかったけど意外に面白かった。掘り出し物。

そもそも俺は手塚ファンではないので手塚作品はどうでもいのだが、彼をリスペクトする人が多いってのはなんか納得できた。

 

96 人生パンク劇場 町田康 ★★★★☆

97 続太閤私記 花村萬月 ★★★★☆

98 ヘッポコ征夷大将軍 長谷川ヨシテル ★★★★☆

99 あなたは常識に洗脳されている 苫米地英人 ★★☆☆☆

 

100 幸福な生活 百田尚樹 ★★★★★

ショートショートみたいな感じで、ページをめくった最後の1行で全てがどんでん返しになる。

よく考えられていて、一つ読み終えると次を読みたくなった。

「虎の尾」を踏んだ話が1番面白かった。

 

101 傷つきやすくなった世界で 石田衣良 ★★★☆☆

102 奥羽関ヶ原 松永弘高 ★★★☆☆

103 四つの四重奏 T.S.エリオット ★★★★☆

 

104 炎上と口コミの経済学 山口真一 ★★★★★

炎上に参加する奴はわずか0.5%で40代以上の高学歴・高収入。

情けないのがそれが日本のバカウヨと重なるところ。

「自分は正義」という思い込みが怖いって事だな。

 

105 浮雲心霊綺譚 呪術師の宴 神永学 ★★★★☆

106 三国志への招待 三国志の会 ★★★☆☆

107 信長政権 渡辺大門 ★★★☆☆

108 金・銀・銅の日本史 村上隆 ★★★★☆

109 龍馬参上 縄田一男・選 ★★☆☆☆

110 生物から見た世界 ユクスキュル/クリサート★★★★☆

111 ザ・ブラックカンパニー 江上剛 ★★★☆☆

112 アンカー 今野敏 ★★★☆☆

113 浮雲心霊綺譚 赤眼の理 神永学 ★★★★☆

114 奪うは我なり~朝倉義景 吉川永青 ★★☆☆☆

115 覇王の贄 矢野隆 ★★★★☆

116 浮雲心霊綺譚 菩薩の理 神永学 ★★★★☆

117 アームストロング砲 司馬遼太郎★★★★☆

118 沈黙 R.B.パーカー★★★★☆

 

119 ポットショットの銃弾 R.B.パーカー ★★★★★

これはほぼ西部劇だ。

ホークやチョヨなどシリーズの一流ガンマン勢揃い。

わくわくしながら読んだ。

 

120 ハガーマガーを守れ R.B.パーカー★★★★☆

121 極道大名2 風野真知雄 ★★★★☆

 

122 極道大名3 風野真知雄 ★★★★★

極道大名・有馬が敵忍者をうまく使って反撃、吉宗とやっと手打ちがなり完結。

さわやかな完結編だった。

 

というわけで昨年は122冊でした!