お昼休みに、勤務先のオフィスにやや近い区立図書館で図書館カードを作った。4区目のカードである。

 

ビジネスで頻繁に参考とする資料は、なるべく単行本ではなく電子書籍で購入しているが、読みたい書籍が図書館に置いてある場合は、まずは図書館から借りるようにしている。

 

通勤に使っているビジネスバッグには、図書館で借りた本を1冊以上入れている。電車での移動時間に読むためである。

 

広い家に住んでいないので、本を買ってしまうと家に置いておけないという事情はあるが、経済的になるべく支出を抑制したいというのが本音だ。良く言えば節約ではあるが、ケチなだけかもしれない。そもそも税金を収めているのだから、税金で運営している図書館の本は自分で買った本と思っても良いはずだ。買った本を読まないで綺麗に書棚へ並べているだけではもったいない。

 

各自治体の図書館を横断的に蔵書検索できるサービスサイト”カーリル”を利用して借りたい本を検索する。居住地の区立図書館は駅前にあり、本の貸し借りに便利が良いので優先的に利用したいが、目的の本を置いてない場合がある。借りたい本が他の自治体にある場合は、その図書館の相互協力制度を利用して本をリクエストすることにより、他の自治体から本を借りて貸し出してくれる。

 

今現在も他の区立図書館の本を借りているが、2週間以上借りることができないし、カウンターへ返却手続きをしなければならず、24時間365日本を返せる返却ポスト(ブックポスト)を利用できないため何かと不便である。

 

当たり前だが、借りたい本がある図書館で直接借りれば、ほぼフルサービスを利用できる。最大のメリットは、本の予約待ちの状況がWebで確認でき、借りている期間中に予約待ちがなければWebからボタンひとつで貸出の延長ができる点がうれしい。

 

そんな理由から、居住区以外で自分の行動範囲にある図書館を利用するために図書館カードを作ったのである。

 

今回、図書館カードを作ったところ、ブックカバープレゼントがあった。ちょっと嬉しかったが、よく見ると文庫本サイズの本でないとカバーできそうにない。

 

 

このところ文庫本サイズの本を借りることや買うことが少なくなったが、本にのめり込み汗でじっとりと濡れた手が、大事な本を汚してしまうことがなさそうなビニール素材のブックカバーである。